2016年1月26日 (火)
2016年1月24日 (日)
川上総料理長(ANAクラウンホテル)のお料理教室
涌波トネリコで毎月開かれているこの料理教室。今回は私1人(妻不在)で参加しました。私以外は12名、全員女性です。今回のメニューは①鯵の中国式南蛮着け②豚レバーとニラの炒め③シンガポール風焼きビーフン④季節の野菜炒め⑤マンゴープリンの5品。川上さんのお料理を、目の前で実際に作りながら解説して頂けるのです。ホテルの調理場と違って家庭、それもカセットコンロで14,5人分を創るのは難しいことがいっぱいらしいのですが、臨機応変に仕上げていかれるのが素晴らしいです。③のレシピを紹介しますが、ビーフンでも焼きそばでも麺は別に炒めること、ビーフンは固めに茹でてボール等で蒸らすこと、野菜は湯通しして温めること等がポイントです。目の前で実演されながらの解説はとてもわかりやすく、イメージで残ります。<名人芸が自分でもできるようになる>というのは仮説実験授業にも通じるところがありますね。お話も楽しく、料理もおいしく、あっという間の2時間でした。これで1600円ですからね。定員が少ないためすぐに参加予約でいっぱいになってしまいます。来月は都合で参加できませんが、またその次が楽しみですね。
2016年1月23日 (土)
パソコン画面に水滴が・・・!?
何かの拍子にパソコンの画面に水滴がついてしまいました。あわてて拭き取ろうと思ったのですが、なにやらすてきな模様が出来ているのに気がつきました。水滴のレンズ効果で、赤緑青の3原色が覗けているのです。ふと、これで金色のものを見てみたくなりました。以前もやっていまいちだった、金箔は青色を吸収した残りを反射して金色に見えるのなら、金の写真画面を拡大したら、青色が消えているか?というやつです。そして今回はうまくいきました。境界部分を写すのがわかりやすいようです。金の素材(金色の程度?)によっても違うのですが、砂金ではっきり違いが出て面白かったです。ここでは水滴のレンズ効果は関係なかったですが、金色の部分(左上)は青が消えていて、その部分から右下にずれると青が点灯しているのがよく分かって面白かったです。
2016年1月21日 (木)
炭酸水が見つからない・・・
「お土産でも、部屋で飲むものでも現地の人が買うコンビニで買うといいよ」という川上さんのアドバイスを受けて、現地のコンビニに入ってみました。ファミリーマート(全家と書いてありました)、セブンイレブンなどがどこにでもありました。台湾全部で1万店あるのだとか。さて、探してみて見つからなかったのが炭酸水。基本的に日本と変わらない飲み物がそろっているのですが、どちらのコンビニでも見つかりませんでした。炭酸飲料はあるのに、純炭酸水がないのはハイボールを飲まないということかな?替わりに見つかったのがpH11の水。海洋深層水と書いてあるけど、なんでこんなのを飲むんですかね?これで溶けるタイプの温泉湯豆腐はできそうですね。
2016年1月20日 (水)
台湾ツァー
先週の事(木~日)ですが、<ANAホテル川上総料理長といく台湾の旅>という企画に参加してきました。ワクナミトネリコで毎月、川上さんの料理教室が開かれていて、時々参加させてもらっています。その関係でこれまでなら参加しなかったようなイベントに参加することが多くなりました。海外旅行はなんと15年ぶり、妻は初海外旅行です。25名の参加で、初めてお会いする方が多かったのですが、川上さんが気さくで気取らない方ということもあり、皆さんがすぐに仲良くなれて、楽しい旅行になりました。これまでの交際範囲では出会わなかったような方たちと知り合いになれたのが新鮮でした。川上さん、皆さんありがとうございました。またよろしくお願いします。
2016年1月14日 (木)
2016年1月11日 (月)
真ちゅう箔と銅箔に硫黄で模様を付ける
今朝から、真ちゅう箔と銅箔を銀硫化液で錆びさせ、マグネシウムで取る実験をやっています。925銀(92.5%の銀で残りは銅)や950銀の錆が、マグネシウムやアルミでは完全に取れない理由の解明の為です。私は、それは<銀に含まれる不純物の銅の方が硫黄との結びつきが強いためではないか?><銅や真ちゅう(銅と亜鉛の合金)の錆はマグネシウムでは取れないのではないか?>と思ったのです。ところがカンペキではないものの銀硫化液で付けた銅の錆びも真ちゅうの錆びもマグネシウムで取れるたです。しかも真ちゅうの錆は食塩水につけておくだけで取れるように見えました。ちょっとびっくりです。これは成分の亜鉛と銅で局部電池になっているのかも・・?銀の錆がマグネシウムでカンペキに取れないのは、やっぱり錆びた銀が銀に還る時に、表面がでこぼこになったり、錆を巻き込んでしまう為なのかなぁ・・。などと考え込んでいます。実験の副産物ですが、真ちゅうや銅の硫化で、きれいなグラデーション模様が出てきました。硫化被膜の厚さで色合いが違うのかな?実験は楽しいですが、きいてくれる人がいてこそだなぁ・・などと考えています。明日から授業開始。さてその準備をしましょうかね。
2016年1月10日 (日)
灯りと三昧琴のゆるっとお茶会(金沢)
お誘いを受け、キャンドルアーティスト・さとうたかみさん(東京在住) 。 燭台アーティスト・河上真琴さん(石川県小松市在住) 。 三昧琴演奏家・福島千種さん(横浜市在住)による お茶会に出かけてきました。 会場はマンションの一室です。三昧琴はチタンのお皿を楽器にしたもので、一昨年、作者の川上知明さんから入手させて頂きました。授業や講座(飲み会でも・・)で大活躍の三昧琴ですが、本格的に演奏家さんの手による音色を聞けて感激でした。さとうたかみさんのキャンドルも深海のような神秘的な色合いに引き込まれます。河上真琴さんの鉄燭台は、ひとつオーダー作品を持っているのですが、どんどん進化しているのがすごいです。皆さん、これからもよろしくお願いします。昨日は、ギャラリートネリコでチーズフォンディユの小火鉢仕立てを頂きました。アートを楽める毎日は楽しいですね。
2016年1月 9日 (土)
実験の失敗原因
名古屋の講座で金箔を電気分解で溶かす実験をして頂いた時、いくつかの班で金箔が溶けませんでした。その時は理由が分からずとても困ったのですが、今日(塩の成分じゃないか?)と考え付きました。銀の錆び取り実験セット(金の科学館実験セットの⑦です)に食塩を入れていて、その成分がNaClでないことが気にかかったのです。この塩は100均の店で買ったのですが、なんとアミノ酸、炭酸Ca,クエン酸Naなどが加えられているのです(どうしてだろう?)。これが原因かもしれません。嬉しくなって、これを電解液にして金箔を溶かす実験をやってみました。しかし、期待に反してこれでも金箔は溶けたのです。となると、名古屋での失敗は、試薬は食塩でなく、炭酸ナトリウムかビタミンCだった(この試薬も別の実験に使いました)からかなぁ?などと考えています。マニアックな話題ですみません。ヒマ人なので、こういうのを試しているときが結構ワクワクなのですよー!
2016年1月 7日 (木)
2016年1月 5日 (火)
2016年1月 4日 (月)
これがデジカメ写真!?
3日の昼、小野木裕さんのお宅を訪問してきました。100歳になられたということですが、絵画などで今も新しいチャレンジなどをしておられ、お話していても年を取られたという感じがしません。自宅に置いておられる作品をいくつも見せて頂きました。個展などでは販売されないお気に入りの作品群です。先生が、90歳を超えられてから写真にもチャレンジされるようになり、現代美術展などにも出品されておられることは知っていました。びっくりしたのが、これらの写真が高価な機材でなく、デジカメで撮影されたもので、撮影場所も自宅の近くということです。絵画と同じく写真もセンスとこだわりなのだということが実感できました。引き付けられた一枚が、JRの放置貨車を写したもの。錆が味わいのあるレインボーカラーを生み出し、重ねられた時間が感じられる作品です。「何回もここに通い、お前もおれも長い間頑張ってきたな。とお話ししながら撮った。何百枚もの中から選び、仕上げていったよ」とのことでした。魅入られていたら、「差し上げましょう」ということで、なんとこの作品をプレゼントしていただきました。,これは北國写真展で佳作を取られた秀作です。びっくりするやら、うれしいやら・・・。小野木先生、ありがとうございました。色々なところで、伺ったお話と共に、紹介させていただきます。
2016年1月 3日 (日)
初実験。チタン板を燃やす
科学部の卒業生、飯田君が遊びに来てくれました。彼は企業で研究開発の仕事をしているのですが、仕事はとても楽しいそうです。なんとアパートの自室にも3Dプリンターやらフライス盤、電気炉などを入れて、帰宅後も研究(工作)を楽しんでいるそうで、驚きました。さて、いろいろ話しているうちに、やってみたくなったのがチタン板やMg板を粉末にして燃やす実験です。どちらも燃える金属ですが、板では燃えにくく(やすりで削れば燃えるかな?)と思っていたのです。こういうのはきっかけが大切で、彼にカメラマンをお願いしてやってみることにしました。その結果はご覧の通り!左がMg,右がTiですが、まるで花火のような閃光が流れ、とてもきれいでした。飯田君、付き合ってくれてありがとう。そのさ中に、彼の1年後輩にあたる千田君が登場。2月に結婚とのことで、招待状を持ってきてくれました。おめでといございます。二人ともこれからが楽しみですね。
初の初売り
おそらく人生で初めて、初売り(1月2日)なるものに出かけました。行先は名鉄エムザ、目的は細川理衣さんの展示会(5人展で12日まで開催)と、能登ワインオーナーの申し込みです。展示されている理衣さんの作品をみていると、こんな素敵な作家さんに、自分の本の挿絵をお願いしたのかとうれしくなりました。能登ワインオーナーは、収穫や、試飲など楽しいうえに、6本のワインがもらえるとあって今回も迷わず申し込みました。ついでに、その場で売られていたスパークリングワインの福袋を購入。2160円でドンペリがもらえるかもということでしたが、入っていたのは一番安いのでした。美味しかったのでまぁいいかぁ。「色々楽しめて満足、さあ帰ろう」という段になり、さっそく?車の駐車位置がわからなくなり、20分近く捜し回る羽目に・・・・。駐車料金が高くなるかとあせったなぁ。これには、今年も悩まされそう。車に、位置が分かるGPSでもつけようかしらん。
2016年1月 2日 (土)
2016年1月 1日 (金)
いったいどっちなんだ?
銀の錆び取りには、錆びた銀を食塩水の中でアルミとくっつけるといいです。ところがもっと凄いのがマグネシウム。くっつけてみてびっくり!。すごい速さで錆が取れます。イオン化傾向はマグネシウム>アルミニウムなので、この差を劇的に実感できる実験になります。これにうれしくなって<アルミニウム>亜鉛だから、亜鉛の方が錆び取効果は小さいだろう>と思って試してみると、これが違うのです。亜鉛の箔を錆びた銀に押し付けるとアルミよりはるかに速い速度で錆が取れるのです。おそらくアルミには酸化被膜ができているためでしょう。これはこれで面白いです。ここまでは、何回か紹介したように思います。
さて(身近に亜鉛がないかな?)ということで考え付いたのが、広島の住吉さんが昨年の夏紹介しておられた亜鉛のポットです。住吉さんはこれをダニエル電池のケースに利用されていました。あれがいいと思って、試してみると思惑通り、銀の錆がすーっと取れて、うれしくなりました。このポットは100均の店に売られているということで、それなら安価で手軽です。昨年末の名古屋の実験講座で、このポットでの錆び取りを加えることにしました。ところがこのポットが見つからなかったのです。残念に思い、代用できそうなものを探して、見つかったのが写真のバケツです。このバケツ、皆さんはなんと呼びますか?ブリキのバケツと言いませんか?ブリキなら鉄に錫メッキしたものです。錫はイオン化傾向は亜鉛よりずっと小さいので、ブリキで錆をとることはできません。ところがバケツ裏面の表示を見て考え込んでしまいました。
TIN POT 持ち手付きブリキポットとあります。TINとは錫のことです。更に下の方に材質表示があり、そこには材質/トタン。MATERIAL/ZINCとなっています。トタンは鉄に亜鉛メッキしたもので、ZINCとは亜鉛のことです。これはいったいどっちなのでしょう。
これは試してみるしかありません。銀を錆びさせ、食塩を振りかけて、このバケツを押し付け見ると、見る見るうちに、錆が取れました。これは亜鉛。つまりトタンのバケツというのが正解です。ブリキのバケツがいつの頃からかトタンに変わり、呼称だけが残ったのかなぁ?表示の混乱といい、実験結果といい、イオン化傾向などのとても面白い教材になりますので、皆さんお試しください。
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