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2016年3月 7日 (月)

小松での3日間 その2 小松仮説サークル

金曜日はそのまま1人で小松の実家に泊まり、土曜日は大急ぎで、学年末試験を取りに学校へ行き、また小松へ戻りました。この日は月1回の小松サークルの日です。前日、兵庫教育大から私のところへ訪問に来られたK先生(ほんと?は長崎の高校の先生)もお誘いしてあったのですが、参加されていてうれしかったです。

 私の今の最大の関心事の一つが宮沢賢治で、この内容を検討してほしかったのですが、カセットコンロを使った炎色反応はここでも評判がよく、ほっとしました。ここの皆さんは正直で思ったことを素直にだされます。宮沢賢治は皆さんにとってもやはり難解で、簡単に親しめるものではないことが分かったことが最大の収穫でした。賢治に感動できないのは自分の感性が悪いのでは?と恐れ、<感動しているふりをしなければならない>などというということがないよう、本音で賢治の世界を探っていきたいと思うようになりました。そのうえで改めて板谷英紀さんの『宮沢賢治と化学』を読み返し、

『・・・それでは賢治を理解するのに化学についての知識は必要ないのか、と問われそうな気がしますが、知的な知識は必要ないが感覚的な知識は必要だ、というのがそれに対する答えです。つまりリチウムの元素記号などはどうでもよいが、その炎色反応の深紅に対する感動はぜひ経験しておいてほしいし、銀樹の美しさに対する感嘆の心は持っていてほしいということです。・・・・実際に見たり実験する方が、宗教哲学や欧米文学などの学識を駆使した賢治論を一つ読破するより、はるかに賢治の芸術に近づくのに役立つはずです。化学的な事象の観念的な理解を通じてではなく、感覚的な感動を通して賢治を好きになることにこの本がお役に立てば幸いです』とあるのに目が留まりました。

 3月30日の講座『宮沢賢治のサイエンスファンタジーの世界』はそういうことを実際に体験して頂き、そこから一緒に賢治の世界を探るものにしていければいい。そう思えるようになりました。

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