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2016年4月29日 (金)

元素のサンプル付き周期表作りの授業

水曜日、<元素のサンプル付き周期表作り>の授業をやりました。これは20種類の元素の実物をミニ周期表の台紙に貼り付けていくというシンプルな内容でもうやり始めて20年にもなるのですが、生徒さん達は本当に集中して取り組んでくれます。どうしてなのか?よくわからないのですが、何かを集める面白さ、少しずつ完成していく面白さなどが感じられるからかなぁ?小さくても、鉄とニッケルしか磁石に付かないこと、色つき金属は金と銅しかないこと、金属はどれも電気を通すこと等を確かめる事が出来ます。授業時間内に全員が完成することが出来てうれしそうでした。解説を添付します。次の授業は、なんと3週間も先になるのですが<金・真ちゅう・銀・白金ラミネートカードつくり>をやります。

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2016年4月28日 (木)

<金沢のルーツ・砂金を探せ!>第3版を図書館に寄贈しました

1,2版(計150部)でご指摘頂いた誤植等を修正した<金沢のルーツ・砂金を探せ!>(第3版)が出来てきました。それを今日、金沢市の泉野図書館に持参して寄贈しました。すると金沢市内の他の図書館、石川県立図書館等にも配布して頂けるとのことだったので、計4冊を差し上げました。これで金沢市の泉野、海みらい、玉川町図書館と石川県立図書館、それと小松絵本館(初版本)、金沢高校図書館(初版本)で閲覧が可能になりました。次は国立国会図書館に寄贈する予定です。少しでも手にとって頂けるとうれしいです。新版を読んでみられたい方はどうぞご利用下さい。

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宮沢賢治 サイエンスファンタジーの世界 その2

少し前のことで、恐縮ですが、4月16日、ワクナミトネリコで<宮沢賢治 サイエンスファンタジーの世界 その2>をやりました。テーマは、<賢治と銀、白金そして水銀のサイエンス>です。賢治の作品にはこの3つの金属とそのサイエンスがたくさん出てきます。

例えば

【銀】〔小岩井農場より〕 

ひばり ひばり

銀の微塵のちらばるそらへ

たったいまのぼったひばりなのだ

くろくてすばやくてきんいろだ

そらでやるBrownian movement(ブラウン運動のこと)

【白金】〔丸善階上喫煙室小景より〕

マッチがみんな爆発して

人はあわてて白金製の指輪をはめて手をこする

・・・その白金が大爆発の原因ですよ・・・

【水銀】〔雲とはんのきより〕

精製された水銀の川です

アマルガムにさえならなかったら

銀の水車でもまわしていい

等等・・・

といった具合です。

講座では、銀の微塵の美しさ、白金触媒の面白さ、その銀も白金も溶かし込んでしまう(アマルガムをつくる)水銀の不思議を実物と実験で体験して頂きました。水銀は持っただけで感動の重さですし、これに銀箔や金箔はあっというまに溶けてしまいます。白金と銀は、並べてみると白い方が銀で、ここから驚きが始まり、銀は硫黄と反応して一瞬でさび、白金は水素を吹きかけると水素のちょっとした爆発を起こします。賢治はこれらのことをすべて知り、授業などでも生徒達と楽しんでいたようです。そして作品にもその世界を描き込んでいるのです。これらの実験を追体験していると「世のちっぽけなことは置いといて一緒に楽しもうよ」そんなメッセージが感じ取れる様な気がします。この回は,白金の事が描かれた【丸善階上喫煙室小景】と【あそこの田はねぇ】を素材に賢治の教育観についても考えて見ました。この二つの作品には、当時の学生が勤しんでいたくだらない(と賢治が考える)学問と賢治の考える本当の学問が、次のように、独特の表現で描かれています。

丸善階上喫煙室小景より】

・・・・・・・・・

なるほどなるほどかう云ふわけだ

二十世紀の日本では

学校といふ特殊な機関がたくさんあって

その高級な種類のなかの青年たちは

あんまりじぶんの勉強が

永くかかってどうやら

若さもなくなりさうで

とてもこらえてゐられないので

大てい椿か鰯の油を頭につける

そして充分女や酒や登山のことを考へたうヘ

ドイツ或は英語の本も読まねばならぬ

それがあすこの壁に残って次の世紀へ送られる

・・・・・・・

ネット検索でも全文を見ることができますので、興味のある方はご覧下さい。第3回は5月11日(水曜)14:00~ワクナミトネリコです。テーマは<賢治と光・音・香のサイエンス>です。参加して頂いている皆さんのおかげで、私自身が一番ワクワクする講座になっています。参加を希望される方は、

ワクナミトネリコ(080-4663-9348)

または私(shecow1@hotmail.com)までご一報下さい。

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2016年4月24日 (日)

ようやく・・・

ようやく右手が少し動かせるようになり、昨日は箸が使え、今朝は両手で顔が洗えるようになりました。こんな事がとてもうれしいです。まだ力仕事は出来ません。赤ちゃんがひとつひとつ何かが出来るようになっていくのを再体験しているような気分です。少しずつですね。

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2016年4月21日 (木)

不自由な中で・・・・

板書もままならない中、1週間が過ぎました。この間、3クラスで各4時間<科学と人間生活>の授業をやりました。この授業は生物から入るのが一般的ですが、私は自分が好きな金属から入ります。かなりふくらませるものの、その内容がちゃんと教科書にあるのです。最初から楽しい内容をやることで授業に対する期待感、信頼感が一気に高まります。板書はできませんが、実験とモノが威力を発揮してくれました。1時間目は<金、銀、銅もらえるならどれが欲しい?電気を通すか?磁石に付くか?>。2時間目は<Na,Ca、Li,Csは何色?電気を通す?燃える?>。3時間目は<金とニセ金の見分け方は?>。4時間目は<銀と白金の見分け方は?>といったことをやりました。実験は生徒さんが手伝ってくれました。彼らはとてもやさしいです。左手でミミズののたくったような字を書いていたら「先生、今日はおれが書いてあげようか?」とか「書かなくても口でいってくれたら書くよ」等、色々優しい言葉をかけてくれます。授業が終わってからも、教卓に集まってきて、色々内容について話しかけてきてくれました。楽しんでくれたようで、うれしくなり、元気が出ました。

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2016年4月20日 (水)

とんでもないことに  その2

実は、この間個人的にもとんでもないことになっている。先週の月曜日の農作業が引き金になり、腰と肩がおかしくなった。腰は収まったのだが、肩の痛みがどんどんひどくなり、耐えられないものになってしまった。病院の診察(超音波エコー検査の結果)では、肩の傷に石灰が沈着し、それが炎症をひどくしているとのこと。とにかく安静にし、沈静化するのを待つようにということで、鎮痛剤等をたくさん処方された。先週から授業も始まったのだが、肩が上がらず、板書もできず不自由なこと極まりない。ようやくパソコンが少し使えるようになってこれを書いている。最近は、ちょっとしたことで、すぐ体に影響が表れ、服用する薬の種類もどんどん増えていく。これが年を取るということなのかなぁ。まぁ、いろいろ気を付けるとしましょう。

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とんでもないことに・・

熊本方面がとんでもないことになっている。熊本に住む研究仲間からも、「65年の人生で最も怖い思いをした・・」という話が伝わってきている。しかもそんな地震が止まらず続いている。なんとか拡がらず、収まってほしい。しかし、これはいつどこで同じことが起きてもおかしくない。私たちはそんなプレートのひしめき合いの上に暮らしている。

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2016年4月12日 (火)

これはすごい!ミニ耕運機パワー!!

昨年から、小松の畑をまじめに?耕し始めたところ、まず私がぎっくり腰に・・。そして、「お母さんが1人で耕していたものを、二人でやれないわけがない。ゆっくりやらないからだよ」とか言っていた妻も、とうとうぎっくり腰になってしまいました。今シーズンは、騙しだましやろうと始めてはみたものの、早々に私がダウン!ついに懸案だったミニ耕運機を購入することになりました。自宅近くのJAで相談したところ「畑の面積などからすると、お勧めの機種は15万円程度で、7月になるとフェアがあって2,3万安くなるけど今というわけにはいかない。ここ(自宅近くのJA)で購入していただくとして、納品は1週間くらい先になるかもしれない。小松で使うなら小松のJAで購入した方がメンテナンスとかを考えると便利かも」というアドバイスを頂きました。そこで実家近くの小松のJAを訪ねたところ、「今ちょうどフェアをやっている。見に行きませんか?」とのこと。そしてなんと金沢のJAで勧めて頂いた機種の2ランク上のものを格安、しかも即日納品で購入することができたのです。早速畑に運んでいただき、使い方も実地で指導して頂けたのですが、あっという間に耕うんと畝立てが出来上がり、驚きました。もっともっと使ってみたいところですが、当面耕すところがありません。これで少しは腰痛から解放されるかな・・と楽しみです。しかし、耕運機って使う時期はほんのしばらくですね。ちょっともったいないなぁ。多分フィットに積めるので、使いたい方にはお貸ししますよ。

 

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2016年4月 9日 (土)

宮沢賢治<真空溶媒>とサイエンスファンタジーの世界


 さる
330日、ギャラリー<ワクナミトネリコ>で<宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界>と名付けた実験講座を行いました。取り上げた素材は賢治の<真空溶媒>という詩です。この詩はとっても難解です。たまたま賢治について読み始めた詩集の一番初めにあり、なにを言っているのかさっぱりわからなかったことから、格闘が始まったのですが、講座当日の3日前になって、やっと、この物語の登場人物が何人なのかが分かりました。

 この物語の登場人物は3人①人の好い赤鼻の紳士、②牧師(実は賢治自身)、③悪いガスを吸って弱っていた牧師を助けるが、牧師が意識を失うと、その懐から金時計を盗む保安係(息を吹き返した牧師にそのことをなじられ、しょげて泥炭になってしまう)のようです。

 そして一日前になって、場面展開がどうなっているのかが分かりました。この物語は朝の幻想というドイツ語の副題がついています。そのことで何を表現しているのか、探ろうと、ネット検索してみたところ、夢(妄想)の世界を描いているので、表現が非現実的で分かりにくいとか、雲の変化を見ながら描いているので難解なのだ・・等々いくつもの解説に出合いました。なるほどと思うものの、どれも今ひとつピンときませんでした。というか、この解釈の先があるのでは・・と思えるようになってきたのです。

 更に、当日の朝、3時になって突然、一つの解釈が浮かび、目が覚めました。この詩は夢の世界を描いているようですが、実は現実、それも賢治自身の心の中を描いているのでないかというものです。物語の初めの部分から登場する赤鼻の紳士は、大きな北極犬を連れていて大切にしています。その犬が逃げ、それを追いかけてどこかへ行ってしまいます。そして物語の最後では、その大切な犬を賢治の求めに応じて、与えてくれ、賢治はその犬に乗って現実世界に戻るのです。保安係は、善人面をした悪党であることを賢治になじられてしょげ、泥炭になってしまいますが、毒ガスが雨に洗われて晴れあがった星空を、賢治と一緒に感動しながら眺めているのです。そしてその星空もすべてを吸収するブラックホールのような真空溶媒に吸い込まれていき、赤鼻の紳士が現れ、彼から大切な北極犬をもらい受けて、現実世界へ帰っていくという場面展開です。

 この作品で、賢治は『誰の心にも善悪が共存している。宇宙の壮大な美しさのような崇高なものを目の当たりにすれば、そのようなちっぽけなものは消し飛び、皆心を一つにすることができる。ちっぽけなこだわりを捨てて、皆、相手のために、そしてお互い助け合って生きていこう。美しいものに心をむけよう。この世界は素晴らしいよ。』そういうことを描こうとしたのではないか?というのが浮かんだ解釈です。

 この詩に描かれていることがそうだとすると、アメニモマケズ、銀河鉄道の夜などにも通じる賢治文学の普遍的なテーマなのではないでしょうか?それまでは賢治の文学の良さが分からず、楽しむこと等ほど遠い状態だったのが、突然のひらめきが感動に変わり、そこから講座に向けて実験の改良が始まり、準備がおわったのが当日午前11時でした。岩手から来られ、我が家にお泊り頂いていた高橋匡之さんが朝4時からお話に付き合ってくださり(というか無理やりつき合わされ)、実験準備のお手伝いもしてくださいました。トイレに起きられたのがウンの尽き?ですが、まったく赤鼻の紳士のような方です(ゴメンナサイ笑)。匡之さん、ありがとうございました。それらの結果、午後1時からの講座はすごく力の入ったものになりました。参加者の皆さんごめんなさい。

 賢治文学を理解するには、その難解な表現の読み解きの他、随所にちりばめられ、賢治自身が感動しているサイエンスの美しさ(ファンタジーの世界)に共感することが必要です。そしてそのためには、実際にその実験を体験すること、感動することが有効(必要?)なのです。特に、この真空溶媒は、その要素が強い作品で、理解を難しくしているのではないでしょうか?しかし、今は賢治文学を代表する(といってもほとんど他の作品を知らないのですが・・・)これは素晴らしい作品なのではないかと思えるようになりました。真空溶媒の全文を添付しますので、興味のある方はご覧下さい。

 この講座は月一回の連続講座で次は16日の土曜日午後一時というせわしないことになっています。次は<宮沢賢治の描く、銀と水銀、そして白金のエトセトラ>というタイトルで準備を進めています。

参加を希望される方は、私のメールアドレスshecow1@hotmail.comde またはワクナミトネリコまでお申込みください。参加費はコーヒー付きで千円、定員12名です。
「sinkuuyoubai.docx」をダウンロード


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2016年4月 6日 (水)

<金沢のルーツ・砂金を探せ!>第2版ができました

おかげ様で、<金沢のルーツ・砂金を探せ!>は初版の手持ちが無くなり、第2版を発行することができました。初版に対して頂いた、たくさんのご意見をもとに、表紙ロゴの位置、オビのデザイン、誤植、絵や写真の色合いと不具合の修正、文章の修正等いろいろ手を加えることができました。皆さんありがとうございました。2版は50部です。採算ラインの300部というのは結構、遠いものですね。今回も頒価1500円のところ、1300円+送料300円の1600円でお送りします。希望される方はこのブログまたはshecow1@hotmail.com に連絡ください。先に紹介したお店でも入手できます(1500円)。サイエンスヒルズは初版を追加納品し、それが(たぶん)残っているため、今のところ2版はありません。なお、初版を取っておいてくださいと言われた方の分は、ちゃんと初版をお取り置きしてありますのでご心配なく!

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どうしても行かなければ!

花見に出かける前に、行きたくてうずうずしていたところへ出向きました。もう出ているであろう山菜詣(もうで)です。4月3日に小松の畑では、もうタラの芽とウドが顔を出しているのをみかけていたのです。近くの山菜ポイントにもワラビやコゴミが姿を見せているかも・・と思うと、いてもたってもいられませんでした。車を10分ほど走らせ、いそいそと斜面を駆け上がり、山肌に目を凝らすと・・・。ありました!ほんの少しですが、ワラビとコゴミ。今日、春の香りのコゴミを酢の物で頂きました。ワラビはただいまあく抜き中、といってもたったの4本。まるでおままごとです。花もダンゴもとよくばりですねー。

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桜大満開

30日の<宮沢賢治サイエンスファンタジー>の報告も書いていませんが、昨日の桜がすごかったので、まずそちらから。昨日お昼に、ANAホテルを会場にひとつ講座をやらせて頂きました。タイトルは<金沢のルーツ・砂金を探せ!>。30分の短い講座でしたが、なんとか無事終えることができました(かな?)。それでご褒美というわけではないのですが、花見に出かけることにしました。自宅をでて、犀川縁りまで歩き、川縁の桜を楽しみました。ここは我が家では35年も続けているおなじみのポイントです。今年の桜は花の付き方がすごく、枝が重く垂れるくらいで、見事の一言でした。そこで兼六園まで行こうかということになり、無料開放されている兼六園と金沢城公園の桜を久しぶりに園内で愛でることができました。平日でもすごい人出。さすがにお城と桜、お堀に映る桜、オリオンとお城などなど撮影ポイントもいっぱいです。約2時間半の散歩で心地よく疲れ、おでん屋で一杯やって帰宅とあいなりました。なかなか新鮮なお花見になってよかったなぁ。

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2016年4月 2日 (土)

久々の砂金採り

3月30日の講座<宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界>に参加されるため、29日に岩手から、研究仲間の高橋匡之さんが、金沢に来られました。事前に高橋さんから「せっかくだから、タモリと同じ場所で砂金採りができないかな?」という要望があり、久々に砂金採りにお付き合いすることになりました。しかし私は腰痛のため長時間の作業は無理だし、今一掘り出す自信がありません。一緒にブラタモリに出た野村さんか、Tさんに付き合っていただけないかな?と思ったのですが、この日は平日なのでそれはあきらめていました。ところが、当日の朝、野村さんから「<金沢のルーツ・砂金を探せ!>を買わせてください。」という電話が偶然に入り、「今日は忙しいよね?」とお聞きしたところ、「久々の休日になり、午後から砂金採りをしようかなと思っているんです」といわれるではありませんか!一も二もなくお願いし、一緒に砂金採りをすることになりました。ブラタモリ以来、ほぼ一年ぶりです。さてさすがに名人。的確なアドバイスのもと、高橋さんもめでたく5粒の砂金をゲットすることができました。しかし、なんという偶然!高橋さんも強運ですねー!

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