虹と光
今日は、2週間ぶりの授業でした。この前は「水をまいて虹をつくる」で2重虹を作ったり、虹の出来る仕組みなどをやり、今日は、「虹と天気予報」「虹ビーズやホログラムでの虹作り」をやりました。基本的に仮説実験授業の授業書『虹と光』をベースにしているので、うまくいけるという安心感があります。生徒さんのお行儀が悪いときなど、内容に自信がないとおかしなところにこだわってしまい、ろくなことになりません。授業の後は、19日の『宮沢賢治サイエンスファンタジー』の準備をやりました。
今回は『双子の星』が素材です。このお話の主役、チュンセとポウセという双子の童子は水晶のお宮にすんでいて、銀笛で星めぐりの歌を奏でるのが仕事。暇なときは、泉で虹を飛ばして遊んだりしています。物語に出てくる水晶、ガラス、虹、音などに潜む規則性(サイエンス)を楽しむのが今回のテーマの一つです。その水晶の分子模型作りをやりました。うまくいってうれしかったです。水晶はSi。写真は水晶の模型で、通常、黒は炭素を表すのですが、ケイ素の球がないので、黒の炭素で代用しました。水晶の実物と似ていませんか?このユニットを組み合わせていくのです。この穴ぼこに銅イオンが入ると青色のガラス、金が入ると赤色のガラス。なにも入らないと?石英(水晶)ガラスです。虹と音の科学も楽しんでもらえるよう準備がんばります。
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