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2016年11月28日 (月)

同窓会で「宮沢賢治・サイエンスファンタジー」の講座をやりました

昨日は、「熟年塾」という高校同期生の集まりで、「金と銀の不思議」と「宮沢賢治と科学」をお話させて頂きました。素材等を大きな箱3つ分くらい持ち込んで、約2時間。皆さん面白がって頂けたのかなぁ・・?とにかくこちらが熱くなってしまい、あっという間に終わった感じです。実験もさることながら、細川理衣さんの「真空溶媒」の挿絵原画や木越あいさんのガラス作品「星めぐりの歌」を手に取って頂き、ステキな感想を頂けたことが、とてもとてもうれしかったです。このお二人の作品無しには、「宮沢賢治サイエンスファンタジーの世界」の講座は成り立たないからです。お世話頂いた、トモジくん。参加して頂いた皆さんありがとうございました。この先、いくつか講座が続きます。ちいさな機会ですが賢治からのメッセージを伝えていければ幸せです。

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2016年11月21日 (月)

<サイエンスヒルズこまつ>での「宮沢賢治と科学」の講座

<サイエンスヒルズこまつ>での「宮沢賢治と科学」の講座。小学校2年から60代まで幅広い方に参加して頂き、無事終了しました。前日の金沢での講座に参加してくれた小3の子や、夏のサイエンスヒルズでの私の講座に参加してくれた子の顔が見えたりして、うれしくなり気合いが入りました。夢中で実験を紹介し喋っているうちに終わった感じかな。「リチウムって何?炎色反応って何?」「水晶とガラスの見分け方は?」等々、賢治の作品に出てくるサイエンスで盛りだくさんになりました(詰め込みすぎ??)。水晶や銅球、銀板で氷を融かしたり、リングバーナー炎色反応反応など、自分でやれるものが人気だったかな?「美しいものを見よう。小さなことがどうでもよくなるよ!」という賢治からのメッセージが伝わったでしょうか?この日に間に合った本も、たくさん買って頂けました。もう泣きそうです(笑)。参加して頂いた皆さん、お世話頂いた皆さんありがとうございました。これで一段落です。さて、久々にごゆるりとしますかね。

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2016年11月19日 (土)

小3対象科学講座をやりました

今日は、金沢こども科学財団で、小学校3年生対象の講座を担当しました。昨年に引き続き2回目ですが、まー、かわいい、かわいい!元気いっぱいですね。小3でも、金とニセ金の見分け方、銀と白金の見分け方は、楽しんでもらえたようで、うれしかったです。ものつくりとして①金、ニセ金、銀、白金ラミネートカード作りと、②砂金、砂鉄入りボトルi作りの二つをやりました。砂鉄集めが人気でした。2時間の講座を午前午後の2回で疲れましたが、楽しいひとときでした。皆さん、ありがとうございました。明日はサイエンスヒルズこまつで『宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界』の講座です。

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『増補版・宮沢賢治サイエンスファンタジーの世界』が届きました

『増補版・宮沢賢治サイエンスファンタジーの世界』が出来上がってきました。すごい速さで仕上がり、20日の講座にも間に合いました。やったぁー!です。フルカラーで、ページ数も40p→80pに増えましたが、表紙カバーと中表紙の絵を変えて、賢治の宇宙の階層的構造をあらわしてみたり、細川理衣さんの挿絵入り実験紹介、木越あいさんのガラス作品紹介など、アートとサイエンスのコラボなどのチャレンジをいっぱい入れてみました。私にとってはワクワクな本に仕上がりとてもうれしいです。初版は30部しかありませんが、ご希望の方には1500円+送料180円=1680円でお送りします。メッセージ等で連絡下さいね。手直しして2版に入りますが、その仕上がりは12月25日予定です。

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2016年11月15日 (火)

賢治の学校」(鳥山敏子)と「兄のトランク」(宮沢清六)

昨日、今日で賢治関係の本を2冊読みました。「賢治の学校」(鳥山敏子)と「兄のトランク」(宮沢清六)です。どちらも読みたかった本ですが、幸いにも頂いた200冊に入っていて止まらなくなりました。賢治が自然の中でまったく天真爛漫であったことが、教え子さんからの聞き取りや、実の弟さんの語り口で記されているのがとてもよかったです。私が「賢治の化学実験講座」を始めることになった読み始めが『春と修羅』で苦労したこともあり、それ関係の記載には目がとまるのですが、賢治がベートーベン、特に『運命』や『月光』に感銘を受けて、
「繰り返し我らを訪れる運命の表現の素晴らしさ。おれもぜひこういうものを書かねばならない」と言いながら書き出したのが『春と修羅』である(兄のトランクp34)。
というくだりには、賢治の人間くささと親近感を感じてしまいました。またまた「おー賢治ぃ、やっぱりね。飲もう!飲もう!」と言いたくなりましたね。

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2016年11月14日 (月)

岐阜の白川郷合掌集落に行ってきました

妻が関係している会のレクリェーションにお供して、岐阜の白川郷合掌集落に行ってきました。紅葉はきれいで集落の風情もよかったです。しかし、というか世界◎◎遺産というのが、私にはどうも?なのです。合掌家屋一軒一軒入場料300円くらい。同じような展示でどれも代わり映えしないし・・。維持にはお金はかかるんだろうけれど、観光客からこんな感じで徴収するのでなく、もう少し行政が責任を持って保全・運営できないものでしょうかね?とはいっても私はここに5回も行っているんですけどね。


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2016年11月13日 (日)

有機、無機混合肥料と、有機肥料のみとで比較

小春日和の中、小松で畑作業でした。母が残してあった有機、無機混合肥料と、有機肥料のみとで比較して植えたキャベツ。混合肥料の方が2倍くらい大きくなっていて「そんなに早く大きくならなくてもいいよ-!」と声を掛けたくなるくらいです。土という自然の循環サイクルの基礎を作るのは長い時間がかかるけれど、こんなに速く大きくなると収穫後は土が変わってしまいそう。で、また化学肥料というのは悪い循環だなぁ。どこかで聞いた話だな。成長が楽しみというより、心配になりました。まぁ、長い目で比較していきます。
 乾燥させていた大豆を叩いて豆を出しました。約6kgで、昨年の1.5倍です。ダメそうなのを選り分けて1月に味噌に仕込む予定。こちらは楽しみ。
 サザンカがきれいです。もう冬も近いですね。

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「金と金属の授業をめぐって その2」

11月11日、「金と金属の授業をめぐって その2」というタイトルで約1時間半、金沢市の中学校理科の先生方にお話させて頂きました。30年前に同じタイトルでお話させて頂いたので、今回は・その2なのです。会場校の校長先生が「先生のお話を聞かせて頂くのは4回目です」といっておられましたが、本当にあっという間の30年ですね。そうやってやってこれたのは色々な方のおかげで、とても幸せなことだったのだと思います。今回はパワーポイントは使わず、実物中心で、本物の金とニセ物の金、銀と白金の見分け方という定番の実験などを紹介していきました。本物は頼りになりますね。<美しいものをみようよ>ということで、最後は宮沢賢治のお話でしたが、細川理衣さんの原画に「うゎーきれい!!」という感嘆の声があがったのがうれしかったです。お世話頂いた先生方、ありがとうございました。また30年後にその3をやらせて下さい(笑)。

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2016年11月10日 (木)

増補版「宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界」を入稿しました

増補版「宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界」を一日半遅れで、先ほど入稿できました。昨日、一昨日と朝の6時半から頑張ってようやく完成。疲っかれた-!!表紙カバーと、その中の表紙の絵を変えるなど、色々工夫をして,全82Pです。11月20日の講座に間に合いますように・・。この間に友人の計らいで、宮沢賢治の研究家の方から、蔵書を譲り受けることができました。その数なんと200冊。ありがとうございました。小松の実家に搬入しましたが、興味深い本も多く、手に取っていくのが楽しみです。小松は、これからも本を揃えていくなどして、賢治研究、金属研究の自分の拠点にできればいいなと思います(家には置かせてもらえない(涙)。皆さん、よろしくお願いします(笑)!!今日はもう、なんもイタシマセン!!!

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2016年11月 7日 (月)

『化学と宮沢賢治』展

旅の最終日、大阪市立科学館で開かれている『化学と宮沢賢治』展に行ってきました。(幸いにも)この催しを中心に企画された小野昌弘さん(主任学芸員)と直接お話でき、たくさんのことを教えて頂きました。小野さんの書かれた「化学と宮沢賢治」(科学館で販売中)の中にもある「賢治は仏教の教えを科学的に証明したいと考えていた」と言われています。という視点が新鮮でした。約60人のボランティアの方が日替わりでこの企画展を支えられているということで、この日も銅の酸化還元、チンダル現象の実験などを見せて頂きました。専任の学芸員が13人もおられるためか、賢治展以外の構成もしっかりしていて、入館者の皆さんの楽しそうな様子が印象的でした。小野さん、お忙しい中、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。『化学と宮沢賢治』展は1月15日まで開催中です。さぁ、私も講座の準備がんばろー。今日明日で増補版「宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界」を入稿の予定。うー・・・。

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