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2017年2月11日 (土)

石の街 小松で 金属の不思議を探る

予定で恐縮ですが、5月から第一日曜の午後1時間半の予定でサイエンスヒルズこまつを会場に【石の街 小松で 金属の不思議を探る】という講座を始めます。対象は小学校5年生以上と大人です。ゆくゆくは皆さんと研究をやっていきたいです。当面3回。第一回は『金・銀・銅』小松は尾小屋や遊泉寺といった銅山での銅採掘や金採掘が行われていた街です。そこでの砂金探し、銅の鉱石から銅を取り出し、その銅で遊ぶ。砂金から銀を分離して銀で遊ぶ等々をやります。第2回は鉄とチタン。実は小松周辺にはたくさんの製鉄遺跡があったのです。始まりは7世紀頃で11世紀には一旦終わります。木の伐採が原因です。製鉄に使われたのは黒崎海岸の砂鉄。講座では砂鉄から鉄を取りだし、その鉄でナイフをつくります。この砂鉄にはチタンが多く含まれるのですが、このチタンのアートとサイエンスも面白いです。第3回はマグネシウムとカルシウム。このふたつはどちらもギラギラの金属です。そしてこれが溶けた水(温泉水)にはお豆腐を固めたり溶かしたりする働きがあるのです。海水豆腐もその一つですが、片山津温泉では、温泉水で固める源泉豆腐が名物になっています。マグネシウムとカルシウムのサイエンスもとても面白いです。ちなみに小松の石文化?は昨年、日本遺産に登録されました。金属は石から取り出すのです。貼付したのは小松の製鉄遺跡の地図(林製鉄遺跡 小松市教育委員会発行より)と砂鉄の採れる加賀市黒埼海岸。遺跡は本当にたくさんあったのです。びっくりですし、この製鉄、再現したいです。会場費を含めて千円くらいの有料講座ですが、定員もありますので、興味のある方はサイエンスヒルズこまつにお申し込み下さい。詳細はまた後日。これからそのテキスト作成を始めますが、こんなことをやって欲しい等、いろいろご意見を頂けるとうれしいです。

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コメント

これは,おもしろそうですね。
小松が石の街と呼ばれていることも知りませんでした。
黒崎海岸って,砂鉄がたくさんあって黒く見えるのかなあ。
単なる科学実験もおもしろいけど,地域と結びつくと,なんか,ワクワクしてきます。
チタンも,意味なくうれいしい。チタン大好き。チタンはが一瞬に燃えるのがすき。
なんのこっちゃ。

投稿: 珠洲のまさ | 2017年2月22日 (水) 06時58分

珠洲のまささん。コメントありがとうございます。黒埼海岸は砂鉄で黒くなっているところから名前がきたようです。その砂鉄で製鉄が行われていたこと、なんとなくそうかな?と思っていたのですが最近、小松市教育委員会で発行している「林製鉄遺跡」にその記載があることをみつけうれしかったです。チタンも面白いですね。鉱石はルチル。その針状結晶が水晶に入ったりして、ルチルクオーツといわれますが、とてもきれいです。<チタンでニセ金をつくる>は講座に必ず入れたいです。

投稿: 管理人 | 2017年2月22日 (水) 10時27分

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