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2017年7月12日 (水)

7月16日のサイエンスヒルズ講座は「元素の実物付き周期表を作ろう」のお知らせ

7月16日のサイエンスヒルズ講座は「元素の実物付き周期表を作ろう」。オリジナル周期表に元素の実物を20種類貼り付けます。朝からずっとその準備をやっています。「電気を通すか?磁石につくか?貼ってない元素があるのはなぜ?」などがベースですが、新しいことの一つがリンの化学。リンはマッチの側薬なので、ここでマッチに火をつけることができます。このリンは赤リンですが、空気を絶って加熱すると、自然発火する黄リンに変化します。発火の様子を動画で撮ってみました。煙は10酸化4リンでその昔は煙幕にも使われたとのことです。全体的に危ないのでペットボトルに受けました。ここに水を入れると酸性。もう一つが硫黄の化学。サンプルは斜方硫黄のミニ結晶を貼り付けます。ルーペで拡大すると、たくさんのきれいなひし形結晶が見えるスグレモノ?です。これを燃すと、宮沢賢治曰く、「硫黄を燃やせば、ちょっと眼のくるっとするような紫いろの焔をあげる」。この炎を水に溶かすとこれも酸性。非金属は燃えて酸になるのを、PとSで試します。あと、磁石につく金属4つ。磁石につかなくなる温度、キュリー点の違いを試してみます。19℃がキュリー点のガドリニウムが面白いかな?色々新しい内容を考え、試してみるのは楽しいです。

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