2017年7月31日 (月)
2017年7月19日 (水)
2017年7月16日 (日)
「元素の実物付き周期表をつくろう」が無事終了
サイエンスヒルズこまつ講座「元素の実物付き周期表をつくろう」が無事終了しました。昨年に続き、2回目なので参加者がいるか不安でしたが、ほぼ定員いっぱいで驚きました。その子供たちとほぼ同数の保護者が熱心に参加されるので、すごく多く感じます。初顔の方がほとんどだったので「金銀銅もらえるならどれが欲しい?」という通常パターンで始めました。この間、がんばった新しい実験①鉄箔とニッケル箔をキュリー点の違いで見分ける②キュリー点の針金オモチャ③赤リン(マッチの側薬)を黄リンに変えて発火させる④硫黄の青い炎などを時間内にすべて織り込むことができてよかったです。次は7月30日「金ニセ金、銀白金判別カードを作ろう」です。すでに定員(30名)を超える申し込みを頂いているとのことです。夏休みの自由研究のヒントへの期待がありそう。それに答えられるといいのだけれど・・。ささやかですが相談には応じます。なんとか40名までは受け付けたいと思いますので、希望される方はヒルズへの申し込みをお願いします。
2017年7月12日 (水)
7月16日のサイエンスヒルズ講座は「元素の実物付き周期表を作ろう」のお知らせ
7月16日のサイエンスヒルズ講座は「元素の実物付き周期表を作ろう」。オリジナル周期表に元素の実物を20種類貼り付けます。朝からずっとその準備をやっています。「電気を通すか?磁石につくか?貼ってない元素があるのはなぜ?」などがベースですが、新しいことの一つがリンの化学。リンはマッチの側薬なので、ここでマッチに火をつけることができます。このリンは赤リンですが、空気を絶って加熱すると、自然発火する黄リンに変化します。発火の様子を動画で撮ってみました。煙は10酸化4リンでその昔は煙幕にも使われたとのことです。全体的に危ないのでペットボトルに受けました。ここに水を入れると酸性。もう一つが硫黄の化学。サンプルは斜方硫黄のミニ結晶を貼り付けます。ルーペで拡大すると、たくさんのきれいなひし形結晶が見えるスグレモノ?です。これを燃すと、宮沢賢治曰く、「硫黄を燃やせば、ちょっと眼のくるっとするような紫いろの焔をあげる」。この炎を水に溶かすとこれも酸性。非金属は燃えて酸になるのを、PとSで試します。あと、磁石につく金属4つ。磁石につかなくなる温度、キュリー点の違いを試してみます。19℃がキュリー点のガドリニウムが面白いかな?色々新しい内容を考え、試してみるのは楽しいです。
サイエンスヒルズ講座「CaとMgの化学」
サイエンスヒルズ講座「CaとMgの化学」。何とか終わりました。酸化カルシウムの発熱体に水を入れ、その反応熱でチョコフォンデュ。Caを多く含む片山津温泉水でお豆腐。その裏に潜むCaとMgのサイエンスというのが主な内容でしたが、例によって追加の発熱体を忘れていき、体験がせせこましくなってしまいました。でもおなじみの顔ぶれとたくさんのアシスタントに救われました。酸化カルシウムが水と反応してできる水酸化カルシウム(水溶液は石灰水)はアルカリ性。それをマロウブルーで確かめたのですが、マロウブルーは皆さんに1パックずつ差し上げました。マロウブルーの苗が欲しいというリクエストもいくつか頂いたので次回7月16日の講座に持っていきます。次回は「元素の実物付き周期表をつくろう!」新しい内容を入れた構成を頑張ります。皆さんありがとうございました。でも、なんかとっても疲れたなぁ・・。
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