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2019年3月31日 (日)

図書館を使いましょう

今はうろ覚えのワンフレーズで本が検索できる便利な時代。自宅のパソコンでどこの図書館にその本があるか分かるのも便利です。我が家の近くには、車で10分内のところに金沢大学図書館、県立図書館、市立泉野図書館があって助かります。賢治のことは「新校本・宮沢賢治全集」(全19巻)を調べることが多いのですが、泉野図書館は全部が開架になっていてありがたいです。開架になっていないと、色々調べるにはとても不都合です。狭い家に、もう本は増やせない(しかもこの全集16万円もする😢)ので図書館は活用したいです。

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2019年3月28日 (木)

「授業がまづいので生徒にいやがられておりまする」

「けむたがられて居りまする」「笑われて居りまする」「授業がまづいので生徒に嫌がられて居りまする」。(えっ?誰の文?)と思いますが、なんと宮沢賢治。友人に宛てた手紙を読んで、益々彼が傍らに居てくれる親近感のある存在として感じられるようになりました。書簡集は面白いです。

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2019年3月26日 (火)

鳴き砂の輪廻

雪割草を観に行った時、その近くの鳴き砂の浜「琴が浜」で砂を取ってきました。鳴き砂は何回も泣かせていると、鳴かなくなってきます。今回は、鳴かなくなった砂を浜へお返ししました。一緒に行ってくれた地元の友人、小西さんが「ありがとう!」と言ってくれました。とても嬉しかったです。鳴かなくなった砂は、洗ってやると復活するのですが、浜へ返せば波がその作用をしてくれそうです。「銀河鉄道の夜」では、天の川の星=砂は水晶で出来ていて、キシキシ鳴るし、光を放つ。そこから鷺がぼおっと凝って生まれ、また砂に帰る。そういう輪廻の中に自分も入り込んだような気持になれました。

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2019年3月25日 (月)

能登・猿山岬の雪割草

春に欠かせない楽しみの一つは、能登猿山岬の雪割草と蕎麦。最短コースを選択したのですが、地元在住の友人、小西さんに色々解説して頂けて楽しかったです。ありがとうございました。

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2019年3月17日 (日)

「実験で楽しむ宮沢賢治・銀河鉄道の夜」(金沢・金の科学館)を出版しました

ここ2年間の講座をもとに編集した「実験で楽しむ宮沢賢治・銀河鉄道の夜」(金沢・金の科学館¥1500)を出版しました。挿絵は金沢在住の画家HISAさん、静岡自然を学ぶ会の勝山陽子さんが書いてくださいました。とてもうれしい書評を兵庫の楠田純一さんがご自身のブログに書いてくださいました。「私の理科教師日記」(2019.3.16日付)で検索下さい。たくさんの方に、賢治からのメッセージを受け取って頂ければ嬉しいです。ご希望の方は、このブログへのメッセージまたは「金沢・金の科学館ショップ」 https://shikaurah.thebase.in を検索してお申し込みください。
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2019年3月12日 (火)

たつの市科学館、加古川ファラデーラボで「銀河鉄道の夜」講座

土曜日(3月9日)はたつの市科学館、日曜日は加古川のファラデーラボで「銀河鉄道の夜」講座でした。たつのの午前は小6~小3、午後は小3~小1。遠くまで見渡せる広々とした屋外スペースに50mの巻き尺と地球や太陽の模型、化石の数々を置いて銀河の大きさ、46億年の地球の時間の流れをイメージするところからスタート。子ども達と一緒に地球や太陽の模型を持って走りました。室内では朗読と共に水晶の摩擦発光、リチウムを使ったサソリの火の炎色反応などの実験を体験してもらいました。物語の終わりのサソリの火まで小さい子達の集中が続くかな?と思ったのですが、賢治の表現の力を信じることにしました。真剣に聞きいってもらえ、どんどん静寂が増していったことに驚きました。翌日のファラデーラボ講座には、賢治にちなんだ音楽や金銀銅の実験、三葉虫の化石なども含め、これまでのすべてを盛り込みました。HISAさんの挿絵が「すごく雰囲気を作っている。シャガールの絵みたい!」と大好評でした。この日に合わせ完成した本も、皆さんに手にとって頂けました。本当にたくさんの方々の力が込められた、私にとっても幸せな時間になりました。皆さんありがとうございました。これからもがんばっていけそうです。
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2019年3月 3日 (日)

水仙月の四日

宮沢賢治の童話「水仙月の四日」に出てくる馬酔木(あせび)。「アンドロメダ、あぜみの花がもうさくぞ、お前のラムプのアルコホル、しゅうしゅとふかせ」。と雪童子が天のアンドロメダに季節の進行を促す表現がとてもステキです。そして恐ろしい吹雪の日=水仙月の四日が来るのです。ランプのような形だというその花を見たくてたまらなくなりました。その木を散歩コースの大乗寺丘陵公園で見つけたのです。それから一カ月、開花を楽しみにしていました。「馬酔木の名の由来は「馬が食べると酔ったような状態になる」ところからきていて、毒の名前はアセボノトキシン。別名は、なんとアンドロメドトキシン。馬酔木の英名はジャパニーズ・アンドロメダ。興味深いことが次々わかり、益々開花が待たれました。そしてついに今日小さな花のほころびに出会えました。ふっくらしたランプのような形はかわいく、そう例えたくなる賢治の気持ちが伝わってきました。馬酔木の花言葉は「犠牲。献身。危険。二人で旅をしよう」。アンドロメダのギリシャ神話にちなんだ由来を、賢治がどこまで知っていたのかわかりませんが、作品にもこれらを潜ませているように感じられてなりません。アンドロメダの母であるカシオペアも、雪童子に「カシオピイア、もう水仙が咲き出すぞ おまへの ガラスの水車 きつきとまはせ」と促されます。母娘二人の共同作業で天空が回り、雪が降るのです。その意味は物語の最後に、雪童子達の会話で明かされます。「ぼくね、どうしてもわからない。あいつはカシオペーアの三つ星だらう。みんな青い火なんだらう。それなのに、どうして火がよく燃えれば、雪をよこすんだらう。」「それはね、電気菓子とおなじだよ。そら、ぐるぐるぐるまはつてゐるだらう。ザラメがみんな、ふわふわのお菓子になるねえ、だから火がよく燃えればいゝんだよ。」「ああ」。この童話には、砂糖の、カルメ焼きや綿菓子への変化、それに心を躍らせる子どもが出てきます。雪のような砂糖の変化を楽しみながら、吹雪の中の暖かさがこもったこのお話の世界に浸りたくなりました。 Photo

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