ヤドリギを送って頂きました。
ヤドリギのことをここで紹介したところ、何人もの方が「ここにあったよ」という事を教えて下さいました。ありがとうございました。群馬の宇敷輝男さんは、前橋市の大室公園に繁茂している様子の写真、ヤドリギの実物、採取の様子などを理科通信にまとめたものなどを送って下さいました。その通信を一部、紹介します(宇敷さんには了解を頂きました
)。

「・・・沼の方に行くと、木全体がヤドリギに囲まれ、黄緑になっていた。ビックリして近くまで駆け寄ると、そんなヤドリギ一色の木が何本もあった。写真を撮りながら沼を一周した。桜の木とケヤキの木にヤドリギが付いていた。・・・古墳の近くの桜の木のところを歩いていると、ヤドリギの実が落ちていた。よく探してみると大きな枝も落ちていた。・・・ヤドリギのことを5年生に紹介した。拡大写真を見せると〈まるくてボールみたい〉とビックリしていた。拾ってきたヤドリギの枝を見せると〈トンボみたい。竹とんぼみたいで飛びあがりそう〉と言いながら、近寄ってくる子もいた。黄色の実を見せながら、〈この実を食べた鳥が、種だけはくちばしに付いたり、糞と一緒に排泄されたりして、別の木にまかれるんだよ〉と話してやると〈その種が、またヤドリギになるんですか〉とうなずいていた。〈みんなもヤドリギを見つけたら先生に教えてね〉と言うと、〈わかった。すぐ先生に教えるよ〉とうれしそうに答えてくれた。」
ヤドリギが、子ども達が命の輪廻を感じ取るようなステキな授業になっていることに驚き、(これは大室公園まで行かないといけないかな?でも、やっぱり地元で探したいなぁ)などと考えています。宇敷さん、ありがとうございました
。

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