雑誌理科教室「宮沢賢治と科学実験」の連載執筆が終わりました。
表紙写真とその解説を担当した「理科教室」の3月号が届きました。今回は白金触媒です。どの写真がいいか、(宮沢賢治と科学のサイトの方で)皆さんにご意見を頂きましたが、<物語に潜んでいた人物が、爆発にびっくりしてとびだしてきたように見える>というご意見を頂いたほうになりました。1年間12回続けた連載もこれでなんとか終了です。とてもとても勉強になりました。執筆の機会を頂けたことと、皆さんからご意見を頂けたことに感謝いたします。
今月号の解説から少々、紹介します。
12回分の表紙を並べてみました。皆さんに教えて頂いたことが詰まっているのがよくわかります。ありがとうございました。4月号、ミルクのチンダル現象で天の川。5月号、天の川がどうして連なって見えるのか。6月号、水晶の摩擦発光。7月号、トチノキの燐光で光の輪廻。8月号、再結晶で鷺の誕生と原子の輪廻。9月号、クルックス管羽根車でアルビレオ。10月号、リチウムの炎色反応でサソリの火。11月号 蜘蛛の巣で虹を見る。12月号 孔雀石の吹管分析で融銅の眩めき。1月号、王水で金を溶かす。2月号、水銀で銀の水車を溶かす。3月号、白金触媒で水素の爆発。と続けてきました
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写真だけを抜き出しました。
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