雉とトタンと宮沢賢治?
さて、なんの3題噺?
亜鉛を鉄板にめっきしたものをトタンといいますが、トタンには見とれてしまうような不思議な模様が出ていることがよくあります。賢治は、いろいろなものに規則性をみていて、この亜鉛の模様と雉の羽の模様が結びついたようです。このトタンの模様が中々見つからなかったのですが、今日我が家の前の電柱にそれが見つかり嬉しくなりました
。雉の羽の写真と並べてみましたが、似ているでしょうか?この電柱ですが、そう思って見たら、そこかしこにありました。まさに燈台元暗しですね
。「小岩井農場」という詩の中で、賢治は亜鉛と雉の模様をこんな風に描いています。
雲はけふも白金と白金黒
そのまばゆい明暗のなかで
ひばりはしきりに啼いてゐる
(雲の讃歌と日の軋)
それから眼をまたあげるなら
灰いろなもの走るもの蛇に似たもの 雉子だ
亜鉛鍍金(めつき)の雉子なのだ…(小岩井農場)
やっぱり、独特な感性だなぁ
。
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