大きなヤドリギの毬をGETできました😊!
7月になったら探しに行こうと思っていたもうひとつにヤドリギがあります。群馬の友人が木の持ち主に頼んで下さり、尾瀬の入り口、花咲まで採らせて頂きに行ってきました。直径70cm(もっと?)はあろうかという大きなヤドリギの毬。これだけになるには20~30年かかるという貴重品です。賢治は「若い木霊」「水仙月の四日」など多くの作品にヤドリギを登場させています。高い木の上にあるのは採るのも大変で、賢治も教え子に頼んで採ってもらったりしています。私も大切に持ち帰り、玄関先に吊るしてみました。西洋の言い伝えでは「ヤドリギの下に立つと幸運や愛が訪れる」「枝を折って家に飾ることは、妖精を家に招き入れることになる」「ヤドリギの下にいる若い女性はキスを拒むことができない」「ヤドリギの下で友が出会うと幸せになり、敵が出会うと戦いをやめる」等々、ステキなものがたくさんあるようです。拙宅までお越しいただき、この下に立ってみてください。さて、どの幸いをお望みですか?
真ん中に丸いのがヤドリギの毬です。冬は周りの木が葉を落とすので見つけやすいのですが、夏は木にまぎれてしまい見つけにくくなります。
スモモの木に付いたヤドリギの毬を2つ頂きました。念願がかなって嬉しそう。ヤドリギの花言葉は「困難に打ち克つ」「克服」「忍耐」「私にキスして」・・。作品にヤドリギを描いた賢治の想いが伝わってくるようです。
「・・栗の木があちこちかがやくやどり木のまりをつけて立っていました。そのまりはとんぼのはねのような小さな黄色の葉から出来ていました。その葉はみんな遠くの青いそらに飛んで行きたそうでした。」<若い木霊>
「一本の大きな栗の木が、美しい黄金いろのやどりぎのまりをつけて立っていました。「とっといで」雪童子が丘を登りながら云いますと、一疋の雪狼は・・」<水仙月の四日>
確かに羽を付けたトンボのようですね。飛べないトンボ。ここにも、飛びたかった賢治の願いが込められているようです。
駐車スペースの屋根に吊るしてみました。毎日この下に立ってみています。ご利益が楽しみ😊。
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