これはなんの結晶でしょうね😊?
一つの講座も授業もなかった8月ですが、9月には何か所かで「銀河鉄道の夜」講座が実施の方向なので、その準備をチマチマとやっています。三角標、水、トチノキの樹液、昆布のクロロフィルなどのUV(ブラックライト)での蛍光や燐光、水晶の摩擦発光などを家族ごとに体験して頂けるよう、準備しました。その中の一つに、サンプル瓶にエタノールと昆布、蓄光顔料などを入れて、UVで蛍光、燐光を見るものがあるのですが、数日間ほおっておいたのを今日取り出してみてビックリしました。昆布の周りにきれいな結晶が析出しているのです。さて、これは何なんでしょうね。また、楽しみがひとつできました。
隣りにあるのはストームグラス(天気管)で、日々、結晶の析出が変化します。小瓶にはだし昆布と蓄光顔料にエタノールを加えたものが入っています。可能性があるのは、顔料の成分が溶けだしたものか、昆布のグルタミン酸か、それらが結びついたものか・・・鷺の生成、消滅の場面でも使えそうで楽しみです。
左の蓄光顔料と昆布、エタノールを小瓶に入れてUVを当てると中のように昆布のクロロフィルが赤く蛍光、下に溜まっている蓄光顔料は青白く発光(燐光)します。UVを消すと、クロロフィルの蛍光は消えますが、顔料の燐光は残ります。針状結晶は、蛍光も蓄光も示しません。つまりクロロフィルや蓄光顔料が変化したものではないのでしょう。
最近のコメント