メールアドレス変更のお知らせ
これまで使っていたメールアドレスが9月末から突然使えなくなり、復旧できずに困っています。感想等を頂いていた皆さんのアドレスも消えてしまい、こちらからお知らせもできません。やむなく新しくshecowZ@outlook.jpを設定しました。連絡等は今後このアドレスにお願い致します。
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神戸のファラデーラボで「楊(やなぎ)の木でも樺の木でも、燐光の樹液がいっぱい脈をうっています。」(イーハトーボ農学校の春)という賢治の表現をトチノキの小枝で体験してもらった際に「柳や樺の木の樹液も蛍光するんですか?」という質問を頂きました。その時から柳の木と樺の木を探していたのですが、娘の家のお庭に2本の木が並んでいたのにはびっくり。早速少し切らせてもらい、ブラックライトを当ててみました。残念ながら樹液の蛍光は見られませんでしたが、見えないものをイメージできるのが賢治。「ブドウ糖を含む月光液はもうよろこびの脈さえうつ」(眞空溶媒)ですからね。白樺の木の樹液のジュースを飲んでみたくなりました。
左が柳の木、右が白樺の木です。待っていてくれたような。
ブラックライトを持って行かなかったので、少しずつ枝を持ち帰って試してみました。
竜野の講座の際に、受講者数が多くてブラックライトが不足しそうになった時、森本雄一さんが100均のブラックライトペンを紹介して下さいました。なんとかライトは足りて当日は使わずにすんだのですが、今日になって頂いたペンでトチノキの蛍光を試してみたところ、とてもいい感じです。千円⇒百円へと大きなコストダウンができ、参加者が多くなっても皆さんに自分の手で実験を楽しんで頂けそうです。
現在使っているブラックライト(上)はLEDの白色光とブラックライトを切り替えられ、光も強くていいのですが約千円します。下が100均のキャンドウで売られているブラックライトペン。
スイッチの部分が小さいので、押し続けるのが大変ですが、トチノキの蛍光を楽しむには十分です。
今回の加古川ファラデーラボでの講座に参加された杉原和男さんから、嬉しい感想と共に「烏瓜ランプの光源ですが、もともとはロウソクでなかったはずです。ロウソクは儀式用で、照明に使われることは稀でした。…おそらく油を用いた燈明だと思います。…おそらく、ろうそく以上に幻想的だと思いますよ。・・・」というご意見を頂きました。気になって調べてみると、明治以降はロウソクも安価に普及するようになっていて(江戸時代とかは別として、もう少し時代の下る賢治の頃はロウソクじゃないかな)とも思えました。しかし「ロウソク以上に幻想的・・」という言葉に誘われ、試してみることに。燈芯は捩ったティッシュにしてみましたが、これはたしかにとっても幻想的ですね。でも扱いやすさではロウソクかな。色々なご意見を頂けてとても嬉しいです。他にもこの講座で色々気づきがありました。少しづつ紹介していきます。
簡略化するために、くり抜いた烏瓜に菜種油を直接注いで火を灯しました。ろうそくの時は真ちゅうの針金を曲げて燭台を作っていましたが、その針金でティッシュの燈芯を固定しています。
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