燈明(菜種油)でカラスウリの灯
今回の加古川ファラデーラボでの講座に参加された杉原和男さんから、嬉しい感想と共に「烏瓜ランプの光源ですが、もともとはロウソクでなかったはずです。ロウソクは儀式用で、照明に使われることは稀でした。…おそらく油を用いた燈明だと思います。…おそらく、ろうそく以上に幻想的だと思いますよ。・・・」というご意見を頂きました。気になって調べてみると、明治以降はロウソクも安価に普及するようになっていて(江戸時代とかは別として、もう少し時代の下る賢治の頃はロウソクじゃないかな)とも思えました。しかし「ロウソク以上に幻想的・・」という言葉に誘われ、試してみることに。燈芯は捩ったティッシュにしてみましたが、これはたしかにとっても幻想的ですね。でも扱いやすさではロウソクかな。色々なご意見を頂けてとても嬉しいです。他にもこの講座で色々気づきがありました。少しづつ紹介していきます。
簡略化するために、くり抜いた烏瓜に菜種油を直接注いで火を灯しました。ろうそくの時は真ちゅうの針金を曲げて燭台を作っていましたが、その針金でティッシュの燈芯を固定しています。
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