2023年2月28日 (火)
2023年2月25日 (土)
2023年2月23日 (木)
石の街小松で金属の不思議を探る・ニセ金、その2
誰もが欲しがる金だけに、ニセ物を作る方法も色々あるようです。その素材の一つがチタン。黒埼海岸のものに限らずほとんどの砂鉄にも含まれますが、強烈に酸素と結びついていて、取り出すことが難しい金属です。その反対に一旦取り出されたチタンは激しく酸素と結びつこうとします。チタンの薄箔が燃える様子を撮影してみましたが、火を付けなくても空気中にフレッシュな面が出ただけで燃えるそうです。ではこのチタン箔がなぜそのままで燃えないのかというと、薄く酸素と結びついた膜が内部を保護しているのです。アルミ箔でもこれと同じことが起きています、この厚さの違いでチタンの色が変わるのが面白いです。膜の厚さは電気分解の電圧で変えることが出来、台所でも簡単に実験ができます。金色にするには、重曹水などの中で、チタンを百均にも売っている9V乾電池の+につなげばよいのです。こうやって作られたニセ金指輪なども出回っていて、要注意!写真は私がだまされて2こも買ってしまったもの。<Love forever>の文字が刻まれている時点で気づくべきだったなぁ・・(笑)。チタンの燃焼の写真を撮りなおしました。
石の街・小松で金属の不思議を探る その1
2023年2月21日 (火)
2023年2月16日 (木)
横浜の中学校で「銀河鉄道の夜」講座をやりました。
先週、横浜の中学校で「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」講座をやらせて頂き,そ の感想文が送って頂けました。実験と共に、私自身が7年前にはお話が面白く感じられなかったことや、賢治の弟清六さんのお孫(宮沢和樹)さんから「読み取り方は皆さんそれぞれ。どれが正しいかということはないんです」と言って頂いたこと、「幸せはみな人それぞれ…」ということ等が皆さんに響いたようです。感想には「自分の本当の幸いを探していきたい」というものもあってジンときました。人気の実験はミルキーウェイや水晶の摩擦発光。トチの樹液の蛍光や鳴き砂等、自分の手で試せるものが好評でした。意外だったのが浮ぶ地球儀。「どうして浮いているんですか?」という質問を頂きましたが、光って浮かびながら、くるくる回っている様が面白いのかな?。今日、LEDをピンポン玉に入れた月を作ってみました。次はこれと浮かぶ地球を組みあわせて、宇宙空間に1億分の1サイズで浮かぶ地球と月をイメージしてもらおうかなと思っています。おかげさまで少しづつ改良が進みます。
白いピン球と黄色のピン球にLEDを入れてみました。
電磁石入りの台に浮かぶ1億分の1サイズの地球儀。磁石が入っていて、台との反発で浮かぶようです。どっちに回る?回転のスピードは?それ以上に意外にたくさんの疑問を引き出してくれるようです。
1億分の1サイズの地球と月を3.8ⅿ離して遠くから眺めます。宇宙ではこんな風に見えるのかな?
最近のコメント