銀の錆びを取る方法の一つに「ガスバーナーの炎を当てる」というものがあります。銀は酸素ではなく硫黄と結びついて錆びているのですが、空気中で錆びた銀を加熱すると、硫黄が空気中の酸素と結びついて抜かれるのです。この実験を居間で撮影していたら、見ていた妻に「どうしてガスバーナーで銀が融けないの?」と言われました。これまで紹介してきたように、薄い銀箔だとロウソクの炎でも融けてしまうのです。銀板が大きくて厚いと、バーナーの熱が銀全体に逃げてしまい、融点以上になりにくいのでしょうね。やっぱり実験面白いです
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