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2024年2月19日 (月)

馬酔木が咲きました。

「馬酔木が咲いてました」というお知らせを頂き、散歩コースの大乗寺丘陵公園を探すこと1週間。ようやく小さな花をつけているのを見つけました。賢治の『水仙月の四日』では「アンドロメダ、あぜみ(馬酔木)の花がもう咲くぞ、おまえのランプのアルコオル、しゅうしゅと噴かせ」と歌われる馬酔木です。紅白の梅や凧揚げをする親子でにぎやかな公園を歩いたら、なんだかうれしくなり、アルコホルランプの炎色反応を撮りなおしたり、すこしやる気になれた一日でした😊

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雪が消えたら公園内はあっというまに赤白にぎやかになりました。

賢治も大好きで様々な作品に描かれる炎色反応です。左が(塩化)銅、右が(塩化)リチウム。「それから銅を灼くときは 孔雀石のやうな 明るい青い火をつくる」『学者アラムハラドの見た着物』。「ルビーよりも赤くすきとおり リチウムよりもうつくしく 酔ったやうになって その火は燃えてゐるのでした」『銀河鉄道の夜』
(ああきれいだ、まるでまっ赤かな花火のようだよ)それはリシウムの紅焔でしょう。ほんとうに光炎菩薩 太陽マジックの歌はそらにも地面にもちからいっぱい・・鳴っています」『イーハトーボ農学校の春』

 

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