2024年12月31日 (火)
2024年12月30日 (月)
ハムを燻しました。
奇跡的な晴れ間に恒例のハムを燻すことができました。愛用している珠洲の大野さんの炭が尽きてしまい、珠洲在住の研究仲間に尋ねたところ「地震の震源近くで釜等も被災され、今は同じ能登柳田の炭を取り寄せて送って下さる」とのことでした。さっそく連絡を取って送って頂きましたが、この炭も火付きや持ちがとてもいいです。珠洲の炭焼き釜が再開されることを心から願っています。ハムに併せ、チーズ2種類や竹輪、鮭、鯖も燻し中。完成まであと一歩です。
ずっと雨だったのが奇跡的に晴れてくれ、光の中で燻すことができました。そして燻し終わると同時に雨が降ってきてびっくり。まるでモーゼの十戒みたい😲。 いつも応援してくださる天気の神様に大感謝です。
ハム用の肉は100g200円以下のもも肉を探し、今回は薩摩の黒豚を使いました。ソミュール液に7日間漬け、塩抜き14時間、乾燥一晩、熱乾2時間、燻蒸2時間、湯せん1.5時間、冷水での冷却30分です。毎年のことながらどの過程も温度管理が厳しく、目が離せません。
ハムに続いての燻し。上段は鮭、プロセスチーズ、竹輪。下段はクリームチーズ、塩鯖、卵です。
大野さんから柳田の炭をお米の袋にたくさん詰めて送って頂きました。きれいで火付きの良い炭です。
2024年12月27日 (金)
2024年12月21日 (土)
2024年12月18日 (水)
ストローでつくる炎色反応ロウソク
科教協北陸の学習会は、懇親会も含めると17名、9本のレポートで5時間があっという間でした。私は烏瓜に入れる炎色反応ロウソクを紹介しました。先に紹介したメタノールをそそぐ方法は、あわてるとあぶない面もあります。そこで資料を参考に成分を溶かし、それをストローに詰めてみたら安定した赤い炎が灯りました。講座でも手軽に体験して頂けそうです。皆さん、ありがとうございました。次はまた3月にやりましょう。
小さなロウソクは烏瓜にも収まり、安定した赤い炎が得られました。このロウソクはメタノールが揮発しやすいためか、芯が要りません。
ステアリン酸1g、塩化リチウム1g、メタノール20gを湯せんで溶かし、切ったストローを入れてその中で固まるようにしました。ストロー底は押しピンとアルミホイルで固定しました。
炎色反応ロウソクの成分は、三重の近藤恵子さんが紹介してくださった「青少年のための科学の祭典2000年三重大会資料」「炎色反応ろうそくを作ろう 山崎務」を参考にしてみました。ありがとうございました。
市販の炎色反応ロウソク6色セット
炎色反応ロウソクにはカメヤマロウソク製の市販品もあり、注文していたのがさっき届きました。小さいですが、6色あってamazonで送料込み385円。炎色反応を手軽に楽しむにはとてもいいです。しかしカラスウリに入れてサソリの火をイメージするには迫力不足かな(手前味噌)。今日は花巻での全体講演「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」が巻頭カラーで6pも掲載されている理科教室2025.1月号も届きました。「宮沢賢治と科学実験」でもおなじみの辻浩二さんの実験紹介はじめ、研究会がそこにやってきたような楽しさがあります。皆さんも手に取って頂ければと思います。午前中いろいろうれしいことがあり、お昼は具沢山味噌ラーメンで暖まりました。
カメヤマロウソク製6色セットです。
私と妻の写真が3つも入っているのが、ちとハズカシイですが、講座の様子は伝わるかな。高橋さん、ご苦労様でした。
小さい炎ながらも、なかなかきれいです。しかし講座で使うには、手製ストローロウソクに比べて炎が迫力不足。安いとはいえグループで楽しむには割高になってしまい、手製にはかなわないような。
具沢山味噌ラーメンを作ってみました。
2024年12月13日 (金)
2024年12月 7日 (土)
烏瓜でみるサソリの炎色反応
リチウムの赤い火を烏瓜で見てみました。『銀河鉄道の夜』になんども登場する烏瓜。これに入れる火は「命」や「願い」を表しているようです。お話の最後には「もう烏瓜のあかりもない川が‥しずかに流れていたのでした」とカンパネルラの死が描かれますし、「みんなの幸いのために」というサソリの願いは、天に昇ってさそり座の赤い火になります。「さそりの願いが語られるシーンで烏瓜にリチウムの赤い火を入れてコップに浮かべられないかな?それをみなさんに手にとってもらえないか」と思っていたのですが、ロウソクのロウには塩化リチウムは溶けません。試行錯誤してみたところ「メタノールに塩化リチウムを溶かし、アルミホイルで作った小さなケースに入れティッシュの芯で燃やす」という方法がうまくいきました。水の入ったコップは「トチの木の樹液の蛍光」や「ミルキーウェイ」にも使うのですが、これが一つの宇宙。次からこの流れで紹介できるかな。
アルミホイルでケースを作り、LiClのメタノール溶液を入れます。芯はティッシュ。ケースを小さくすることで火がしぼれます。
ロウソクの火にLiClを振りかけても、ロウにLiClが溶けないため炎色はみられません。
コップに栃の木の切片を入れて、UVライトで樹液を蛍光させます。コップの小さな宇宙でエネルギーの流れをイメージ。
LED台にコップを載せ、ミルクを滴下し、ミルキーウェイをみます。ここでもコップが一つの宇宙。
2024年12月 5日 (木)
2024年12月 2日 (月)
冬がすぐそこに
大豆を鞘から出したり、3年間使わせて頂いたキゴ山の畑を掃除したりと忙しい一日でした。途中のメタセコイヤ並木の紅葉がきれいだったので、医王山、夕霧峠からの富山の山並みも眺めたくなり、そちらに足を延ばしたら途中から道路が雪で断念しました。帰路の夕日がきれいで満足。ご苦労様の一日に井筒ワインの新酒で乾杯です。
キゴ山の畑は抽選ですが、3年間は継続して使えます。「3年間ありがとうございました」できれいにお掃除。また当たりますように。大豆は今年も不作です
。
右が毎年恒例の太陽が丘のメタセコイヤ並木。少し遅めですが、たくさんの方で賑わっていました。白はげ山登山口より上は道路がこんな感じの雪で、泣く泣く引き返しました。
医王の里あたりからの夕日がきれいでした。
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