« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »

2024年12月31日 (火)

今年もありがとうございました。

今年もかぶら寿司が美味しくできました。大好きな門前の蕎麦と能登の竹葉を頂きながらの年越しです。今年もたくさんの機会を頂き、ありがとうございました。来る年もよろしくお願いいたします。

1_20241231203901 2_20241231203901 3_20241231203901

| | | コメント (0)

2024年12月30日 (月)

ハムを燻しました。

奇跡的な晴れ間に恒例のハムを燻すことができました。愛用している珠洲の大野さんの炭が尽きてしまい、珠洲在住の研究仲間に尋ねたところ「地震の震源近くで釜等も被災され、今は同じ能登柳田の炭を取り寄せて送って下さる」とのことでした。さっそく連絡を取って送って頂きましたが、この炭も火付きや持ちがとてもいいです。珠洲の炭焼き釜が再開されることを心から願っています。ハムに併せ、チーズ2種類や竹輪、鮭、鯖も燻し中。完成まであと一歩です😊

Photo_20241230150801

ずっと雨だったのが奇跡的に晴れてくれ、光の中で燻すことができました。そして燻し終わると同時に雨が降ってきてびっくり。まるでモーゼの十戒みたい😲。 いつも応援してくださる天気の神様に大感謝です😊

4_20241230151001

ハム用の肉は100g200円以下のもも肉を探し、今回は薩摩の黒豚を使いました。ソミュール液に7日間漬け、塩抜き14時間、乾燥一晩、熱乾2時間、燻蒸2時間、湯せん1.5時間、冷水での冷却30分です。毎年のことながらどの過程も温度管理が厳しく、目が離せません。

Photo_20241230151101

ハムに続いての燻し。上段は鮭、プロセスチーズ、竹輪。下段はクリームチーズ、塩鯖、卵です。

2_20241230151201

大野さんから柳田の炭をお米の袋にたくさん詰めて送って頂きました。きれいで火付きの良い炭です😊

 

| | | コメント (0)

2024年12月27日 (金)

クリスマスイブ講座

加賀市の児童クラブでクリスマスイブ講座でした。きれいに飾り付けられた会場で、子どもたちのハンドベル演奏から最後のプレゼント交換まで、ひとつのトーンに仕上げられていることにびっくり。青と赤のストロー炎色反応もなんとか織り込むことができました。機会を頂き、ありがとうございました。

1_20241227143401

子どもたちのハンドベル演奏からスタート。最後のプレゼント交換まできれいな流れになっていることにびっくりでした😊。左のテーブルに並んでいるのが体験用実験セット。

2_20241227143601

燐光の三角標が会場の飾りつけと重なってきれいでした。

3_20241227143601

「銀と白金錆びるのはどっち?」をやっています。やっぱり盛りだくさんになってしまったな😊

 

| | | コメント (0)

2024年12月21日 (土)

ストローロウソクで塩化銅の青い火

塩化銅の青い火をストローロウソクで作ってみました。賢治の世界では、烏瓜の火に代表される青い火(燐光)は死や死後の世界。サソリの火に代表される赤い火は「みんなのほんとうの幸いのために」という熱い思いを現しているようです。これで、講座のはじめと終わりに、2つの意味をもった青と赤の火をカラスウリで体験していただけるかな?

11a_20241221164001

市販の炎色反応ロウソクより、青い炎がしっかりしていてとてもいいです。

Photo_20241221164101

作り方は塩化リチウムの時と同じ。メタノール60ml、ステアリン酸3g、塩化銅3gを湯せんで溶かし、その中に切ってまとめたストローを入れ、固まってから引き上げました。押しピンとアルミホイルで底を固定します。

| | | コメント (0)

2024年12月18日 (水)

ストローでつくる炎色反応ロウソク

科教協北陸の学習会は、懇親会も含めると17名、9本のレポートで5時間があっという間でした。私は烏瓜に入れる炎色反応ロウソクを紹介しました。先に紹介したメタノールをそそぐ方法は、あわてるとあぶない面もあります。そこで資料を参考に成分を溶かし、それをストローに詰めてみたら安定した赤い炎が灯りました。講座でも手軽に体験して頂けそうです。皆さん、ありがとうございました。次はまた3月にやりましょう😊

Aa_20241218170101

小さなロウソクは烏瓜にも収まり、安定した赤い炎が得られました。このロウソクはメタノールが揮発しやすいためか、芯が要りません。

Ab_20241218170101

ステアリン酸1g、塩化リチウム1g、メタノール20gを湯せんで溶かし、切ったストローを入れてその中で固まるようにしました。ストロー底は押しピンとアルミホイルで固定しました。

Ac

炎色反応ロウソクの成分は、三重の近藤恵子さんが紹介してくださった「青少年のための科学の祭典2000年三重大会資料」「炎色反応ろうそくを作ろう 山崎務」を参考にしてみました。ありがとうございました。

 

| | | コメント (0)

市販の炎色反応ロウソク6色セット

炎色反応ロウソクにはカメヤマロウソク製の市販品もあり、注文していたのがさっき届きました。小さいですが、6色あってamazonで送料込み385円。炎色反応を手軽に楽しむにはとてもいいです。しかしカラスウリに入れてサソリの火をイメージするには迫力不足かな(手前味噌😊)。今日は花巻での全体講演「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」が巻頭カラーで6pも掲載されている理科教室2025.1月号も届きました。「宮沢賢治と科学実験」でもおなじみの辻浩二さんの実験紹介はじめ、研究会がそこにやってきたような楽しさがあります。皆さんも手に取って頂ければと思います。午前中いろいろうれしいことがあり、お昼は具沢山味噌ラーメンで暖まりました。

Photo_20241218170801

カメヤマロウソク製6色セットです。

Photo_20241218170901

私と妻の写真が3つも入っているのが、ちとハズカシイですが、講座の様子は伝わるかな。高橋さん、ご苦労様でした😊

A_20241218171001

小さい炎ながらも、なかなかきれいです。しかし講座で使うには、手製ストローロウソクに比べて炎が迫力不足。安いとはいえグループで楽しむには割高になってしまい、手製にはかなわないような😊

Photo_20241218171001

具沢山味噌ラーメンを作ってみました。

 

 

| | | コメント (0)

2024年12月13日 (金)

ガラムマサラ

お昼に(珍しく)カレーを作ってみました。ニンニクとショウガで炒め、井筒の新酒ワインも加えて煮込み、ガラムマサラなる調味料も初めて使ってみたけれど、ピリッとスパイスの効いた仕上がりに大満足。また作ろうかな😊

Photo_20241213113002

Photo_20241213113001

| | | コメント (0)

2024年12月 7日 (土)

烏瓜でみるサソリの炎色反応

リチウムの赤い火を烏瓜で見てみました。『銀河鉄道の夜』になんども登場する烏瓜。これに入れる火は「命」や「願い」を表しているようです。お話の最後には「もう烏瓜のあかりもない川が‥しずかに流れていたのでした」とカンパネルラの死が描かれますし、「みんなの幸いのために」というサソリの願いは、天に昇ってさそり座の赤い火になります。「さそりの願いが語られるシーンで烏瓜にリチウムの赤い火を入れてコップに浮かべられないかな?それをみなさんに手にとってもらえないか」と思っていたのですが、ロウソクのロウには塩化リチウムは溶けません。試行錯誤してみたところ「メタノールに塩化リチウムを溶かし、アルミホイルで作った小さなケースに入れティッシュの芯で燃やす」という方法がうまくいきました。水の入ったコップは「トチの木の樹液の蛍光」や「ミルキーウェイ」にも使うのですが、これが一つの宇宙。次からこの流れで紹介できるかな😊

2_20241207130901

アルミホイルでケースを作り、LiClのメタノール溶液を入れます。芯はティッシュ。ケースを小さくすることで火がしぼれます。

1_20241207130901

ロウソクの火にLiClを振りかけても、ロウにLiClが溶けないため炎色はみられません。

3_20241207131001

コップに栃の木の切片を入れて、UVライトで樹液を蛍光させます。コップの小さな宇宙でエネルギーの流れをイメージ。

4_20241207131001

LED台にコップを載せ、ミルクを滴下し、ミルキーウェイをみます。ここでもコップが一つの宇宙。

 

 

| | | コメント (0)

2024年12月 5日 (木)

新聞の折り込み広告で炎色反応

先日の県立大理科教育法は炎色反応。針金炎色、銅線とサランラップ、アルコールランプ、青色チョーク、折り紙、カセットコンロ、霧吹き、炎のトルネード等々を注意点を紹介しながら体験してもらいました。折り紙炎色反応の応用として「新聞の折り込み広告のどの部分が炎色反応を示すか?」を考えながら体験してもらいました。

3_20241205103601

アルコールランプでLi(左)とCu(右)の炎色反応

金(テトラクロロ金酸)は緑色の炎色反応を示す(右)

1_20241205103601

青色の折り紙はCuの青色炎色反応を示す。では新聞の折り込み広告は?

2_20241205103601

青色の部分がCuの炎色を示すことが確かめられます。

 

| | | コメント (0)

2024年12月 2日 (月)

冬がすぐそこに

大豆を鞘から出したり、3年間使わせて頂いたキゴ山の畑を掃除したりと忙しい一日でした。途中のメタセコイヤ並木の紅葉がきれいだったので、医王山、夕霧峠からの富山の山並みも眺めたくなり、そちらに足を延ばしたら途中から道路が雪で断念しました。帰路の夕日がきれいで満足。ご苦労様の一日に井筒ワインの新酒で乾杯です😊

A_20241205094401

B_20241205094401

B_20241205094401

キゴ山の畑は抽選ですが、3年間は継続して使えます。「3年間ありがとうございました」できれいにお掃除。また当たりますように😊。大豆は今年も不作です😢

C_20241205094501

右が毎年恒例の太陽が丘のメタセコイヤ並木。少し遅めですが、たくさんの方で賑わっていました。白はげ山登山口より上は道路がこんな感じの雪で、泣く泣く引き返しました😢

D_20241205094501

医王の里あたりからの夕日がきれいでした。

| | | コメント (0)

2024年12月 1日 (日)

「チタンの不思議を探る」

12月1日のヒルズ講座は「Tiの不思議を探る」でした。Tiキューブを密度で見分けたり、Ti箔やTiフレームの削り屑を燃やしたり、箔を電解着色したり、Tiのお皿の響きを楽しんだりと盛りだくさん。常連さんが多く「カップがTi製か?電解着色してみよう。キューブも!」とあちこちで目の離せないチャレンジがいっぱい。楽しい講座になりました(のかな?)😊

A_20241205095101

B_20241205095101

Tiの科学を解説し、電解着色のやり方を説明します。この内容をヒルズで扱うのは初めて😊

C_20241205095101

常連の内山くん(左)と吉川くん(右)が電源装置3つをつないで何色になるか試しています。

| | | コメント (0)

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »