2020年6月19日 (金)

銀と白金の見分け方その4,5

銀箔にガスバーナーの炎をあてると、みるみるうちに融けて穴があきます。ところが白金箔は融けません。融点の違いでこの二つは見分けられるのです。昔、失敗して妻の銀のネックレスを融かしてしまったなぁ😢。白金箔に水素を吹きかけると、ボッと爆発するように水素が燃えます。これは白金の触媒作用。今日の授業は銀と白金の見分け方その4,5。賢治の作品に出てくる白金も紹介したりして、なんだかいい雰囲気でやれました😊

1_20200619230801

銀の融点は962℃。白金は1772℃。ガスバーナーの炎は1300℃。融点で物質を見分けようがテーマです。金属非金属、密度、融点と一つずつ使える指標を増やしていきます。その白金箔に水素を吹きかけている様子です。

2_20200619230801

宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」には飛行船が白金の網を張り巡らし、その触媒作用でアンモニアが燃えて硝酸になり、硝酸アンモニウムになることや、CO2の温暖化で東北を冷害から救おうとしていることなどが描かれています。

3_20200619230801
銀の融点は962℃。白金は1772℃。ガスバーナーの炎は1300℃。融点で物質を見分けようがテーマです。金属非金属、密度、融点と一つずつ使える指標を増やしていきます。その白金箔に水素を吹きかけている様子です。




| | コメント (0)

2020年6月 6日 (土)

新年度ようやくスタートです

ようやくようやく授業が始まりました。久々でとっても疲れたけど元気いっぱいの生徒さん達からパワーを分けてもらえました。今年も1年生スポーツコースの2クラス「科学と人間生活」を担当します。今日はNaやCaがピカピカ銀色の金属であること、電気を通すことを実物で確かめていきました。周期表を使って金属の性質を予測できるようになるのがテーマです。約60時間の長丁場ですが、1時間1時間を楽しみながら積み重ねていきたいです。なんと本校も40年目😊

A4

この周期表の白枠に実物を貼り付けるのですが、それは時間の関係で3月までお預けです。

A4_20200606084001

実物付き周期表の裏面です。Naをカッターで切り、Caをヤスリで磨き、一瞬の金属光沢を楽しむお決まりのパターンですが、何回やっても私自身ワクワクします。   

 

| | コメント (0)

2018年3月13日 (火)

浮上する地球儀を新規購入しました。

学年末考査も終わり、授業もあと3時間。宇宙の分野に入りました。賢治講座にも使える磁力で浮上する地球儀(新規購入)が活躍してくれました。実験室にセットしておくと、皆さん「うわーっ!」という感じで、浮いているところに手を入れたりして楽しんでくれました。14cmの地球儀ですが、このサイズだとエベレストもマリアナ海溝も0.1mm。空気は0.5mm、海水は平均で0.04mm。薄い薄い地球環境の大切さが実感できる「宇宙への道」(仮説実験授業授業書)の展開はステキです。
28828486_983277121811519_7244701979

| | コメント (1)

2018年2月 3日 (土)

海ホタルの体外発光

先週の木曜の授業。「生物と細胞」の延長で海ホタルの発光を見ました。これ、ちゃんと教科書にもあるのですよ(笑)。「銀河鉄道の夜」にはホタルイカの発光があるので、ホタルイカも磨り潰したら発光しないかな?と思ったのですが、この二つは発光の仕組みが違うようです。ホタルイカは発光物質を体内で発光させるのに、海ホタルは体外に吐き出して発光するのですね。そう思って写真をみたら、海ホタルは確かに体の外に吐き出したように光っている!これには感動しました。この発光は、実験室で暗幕を引いてみても「わー!」っていう歓声が上がります。「暗室で見るともっときれいだよ」って言ったら「見たい!」ということになりました。ところが暗室の外で待っている皆さんが騒がしく「もう、暗室で見るのお終い!あとは授業終わってから希望者に見せる!」ということに・・。ところが4時間目ということもあってか?チャイムの後、誰一人残りませんでした。海ホタルの神秘も食欲には勝てないか・・・(笑)。
Photo

| | コメント (0)

2017年12月 8日 (金)

牛脂の細胞を観ました

「生物と細胞」の授業。レッドオニオンの細胞の次は、肉の脂身。スーパーでもらってきた牛脂を爪楊枝ですこーしほぐして、ホールミラー板(特別なスライドガラス)に載せ、30倍の顕微鏡(ライトスコープ)で覗くと・・・。とても細胞とは思えないものが細胞の集まりなのにびっくりです。ホールミラー板は「楽ちん研究所」「仮説社」で取り扱われています。
17127113342747 Pc091298

| | コメント (0)

2017年12月 7日 (木)

レッドオニオンの細胞を観ました

先週は期末考査のため、今日は久々の登校&授業でした。さて、授業はこれから生物分野。「生物と細胞」(仮説実験授業授業書)でスタートです。ところがこのためにレッドオニオンを畑で作っているのに、不作で使えるのがありません。細胞がとても見やすいのでこれは必需品。やむなく購入しましたが、来年は大丈夫かな。先日購入した顕微鏡カメラできれいに見られるので楽しみです。
Aredonion2 Pc061256

| | コメント (0)

2017年4月13日 (木)

リチウム、セシウム、水銀と金属キューブ

今日の授業は、リチウム、セシウム、水銀について、融点と密度の値を使っていろいろ予想しながら確かめていきました。リチウムは密度が0.5なので灯油(密度0.8)に浮かび、ナイフで切った断面は銀色で電気を通します。融点が28℃のセシウムはアンプルを手で握るだけでとろけ、揺らしているうちに固体に戻ります。水銀は見たことのある生徒も少なく、もった時のずしっとした感触に歓声があがりました。実物の面白さと、周期表を使って予想できるようになる面白さが伝わったかな?この授業では、浅井一さんから譲って頂いた5種類の金属キューブ(Ti,Fe,Pb,Cu,Al)も活躍しました。色、磁性、持った時の密度の違いなどで、どれが何か当ててもらいました。持った時のアルミと鉛の違いが素敵です。これは、密度の測定でニセ金のインゴットを見分けることにつなげていきます。浅井さん、ありがとうございました。

P4130289P4130295P4130296CsP4130278











| | コメント (0)

2017年4月12日 (水)

新学期の授業が始まりました

1年生の授業「科学と人間生活」が始まりました。70時間のロング講座です。元素の実物付き周期表の台紙を配り「金・銀・銅は色々な性質が金属の1,2,3位またはonly1。もらえるならどれが欲しい?」でスタートしました。そこから「金と銅以外はすべて銀色。ではナトリウムは?カルシウムは?」とおなじみの課題へ続けました。ナイフで切った瞬間だけぎらっと光るナトリウムは、私のお気に入りの素材です。生徒さんにも「切った瞬間だけ銀色。そしてすぐ錆びる。38年間毎年やっても、おーっ!と思う。みんなからも、おーっ!!という歓声が上がるのが楽しくて教師をやめられない」「もし、ナトリウムは危険なので切って見せたりしてはいけません。切ったら死刑!と言われても、見せるだろうな?」と言うと、「先生!前行ってみてもいい?」という言葉と共に、あっという間に輪が出来ます。「これも楽しいけど、こんな実験が一杯あるよ。たくさん観ながら1年間勉強していこうね」という感じの1時間でした。そういえばNHKEテレの「宮沢賢治100分で名著!」の中で「毒もみのすきな署長さん」のお話が紹介されていま...した。この署長さんは、禁止する立場なのに、毒を使って魚を採る毒もみが大好きなのです。それが見つかって死刑になるのですが、この物語はこういう風に終わっているのでした。

・・いよいよ巨きな曲がった刀で、首を落とされるとき、署長さんは笑って言いました。「ああ、面白かった。おれはもう、毒もみのことときたら、全く夢中なんだ。いよいよこんどは、地獄で毒もみをやるかな」
みんなはすっかり感服しました。

きっと大好きでやめられないことが賢治にもたくさんあったのでしょうね。ものすごく共感します(笑)。では、1年間頑張っていきましょう。

Auagcupg

| | コメント (0)

2017年3月16日 (木)

色変わり焼きそば

今年度最後の授業ということで、今日はみんなで色変わり焼きそばを作って食べました。焼きそば麺にはアルカリ性のカン水(炭酸ナトリウム)が入っている為、酸アルカリで色の変わる色素を含む赤キャベツ等と一緒に炒めると緑色になるのです。少々不気味な色合いですが、粉末ソース(酸性)をかけると元の黄色に戻ります。カレー粉(アルカリで赤くなる色素を含む)をかけると赤くなり、スパゲティナポリタンみたいになります。授業では赤キャベツの代わりに自家栽培のマロウブル-ティを使いました。3クラスとも、皆さん、ものすごい量の食材を持ってきて、ちょっとした打ち上げパーティの風情。(写真ではあまり緑色に見えなくて残念!)

Imgp3341

| | コメント (0)

2017年1月13日 (金)

ガラス玉と水晶玉

2時間目のはじめも、見せたいモノその2からスタート。それは直径11.5cmの水晶玉とガラス玉。実験室の机の上に置いておくだけで「なにこれ?水晶?霊気発っするん?」とか言いながら触りはじめます。私「どっちが水晶?どっちが冷たい?」生徒「こっち!」私「冷たい方が水晶やよ。でも温度測ってみて」生徒「なんで?一緒や!!なんで?」他の生徒に「ちょっと触ってみ!」。非接触温度計(放射温度計)で二つの球の温度を測ってみると、ほとんど一緒でガラスの方が冷たかったりする。ところが触ってみると絶対水晶が冷たく感じられる。つまり身体の方が温かいので、熱伝導のいい水晶の方を冷たく感じるのです。温度測ったときの、この意外性がすごくいい。思いつき実験だったけど、うまくいってよかったです。この二つの球は、このあと氷板に置いてくるくる回し、「どっちが速く氷を融かす?」とやったのですが、雪の結晶形の氷ができるアイスモールド、銅球、飯田君に作ってもらった銀球も活躍。生徒さん達は「どっちの方が先に氷板を突き抜けるか?」とか、自分たちでいろいろ楽しんでました。スポーツコースの子らだけに、水晶で砲丸投げのまねしたり、野球のボールみたいに投げるまねしたり・・かんべんしてー(涙)!

Imgp2338Imgp2340




| | コメント (0)

より以前の記事一覧