2025年4月19日 (土)

円空を巡る旅に行ってきました。

円空を訪ねて関市の円空館、高山の千光寺等々を巡ってきました。木の命を活かしたような荒々しいのや、やさしい表情が印象的な彫像の数々。(棟方志功の雰囲気に似ているなぁ)と思ったら志功が影響を受けたことを館の方からお聞きできてうれしかったです。賢治も影響を受けていそうですね。写真が撮れないので思わず絵はがきを購入。これからは円空も傍らにいてくれそうです。

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お墓も質素です。

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線や点で描かれた表情がとてもやさしいです。売店には円空同好会?の方が彫られた彫像レプリカも並んでいたのですが、表情がイマイチ。その旨、お店の方にお聞きしたら「レプリカの方は、売ろうという邪念?が入っているからかな(笑)」とのこと😊 3_20250421185401

館の方からたくさんのことを教えて頂き、大満足の訪問になりました😊

 

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2025年4月 6日 (日)

「元素の実物付き周期表を作ろう」で新年度。

サイエンスヒルズでの「元素の実物付き周期表を作ろう」から新年度がスタートしました。この周期表には金属箔を中心に元素の実物を20種類貼り付けます。貼り付られないものの理由を説明し、Ca、Naの色や電導性を予想してもらい、MgとCaの反応の違いを確かめてもらい…と盛りだくさんになるのですが、皆さん熱心に参加して下さいました。月1回「金の不思議」「銀と白金」…と続けていきますが、最後まで身体が持ってくれますように😊

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「Caは磨くと銀色だよ。電気はとおすかな?」とやっているところかな。

3_20250408083801 皆さん、熱心に作ってくださいます。この講座は不思議に人気があり定員を超えてしまうので、夏にもう一回やります。

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月1回で全10回。金属を中心にやっていきますが、「科学が使えるようになった時のすーっと突き抜けるような感覚」を体験してもらえたらなぁと思います。

 

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2025年3月31日 (月)

「野カンゾウの酢味噌和え」そして「砂金取り」

寒い日が続いたためか遅かった野カンゾウがようやく顔を出しました。今朝摘んで、すぐ酢味噌で春の味覚を頂きました。ここは砂金取りもできるので、一回だけパンニング。結構みつかってよかったです😊

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砂金は小さいながら7個はありそうです。

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2025年3月30日 (日)

科教協北陸2025春の学習会

科教協春の学習会は18名の参加で、レポート8本。私もこの間、取り組んできた「インドラの網」と水晶のLED発光を紹介しました。作り方を添付しますが、これを講座で作ってもらうのは難しいかなぁ。「会のお知らせ」に書いた「地球環境問題」は時間不足で今回は見送りになりましたが、高校生、中学生の方の発表もあって元気をもらえました。夜の飲み会も楽しかったです。皆さん、ありがとうございました。次回は8月30日(土)の予定です😊

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2025年3月26日 (水)

白菜にもミズナにも菜の花が。

採り残した白菜とミズナに菜の花が咲きました。白菜は植えるのが遅かったためか結球せず冬の間は葉も硬かったのですが、不思議なことに今になって柔らかくなってきて、おひたしや煮物で美味しく頂いています。昨日はジャガイモも植え付け。百姓仕事も忙しくなりそうです😊

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白菜はアブラナ科なので菜の花が。

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ミズナもアブラナ科なので菜の花😊

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ジャガイモは男爵を植えました。指示(妻の)に従って種芋と種芋の間に肥料😊

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左が油揚げと白菜の煮物。まん中がミズナ。

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2025年2月22日 (土)

【石の街小松で金属の不思議を探る・マンガン】

来年度のサイエンスヒルズ講座で【石の街小松で金属の不思議を探る・マンガン】というのをやりたいなと思っていたら、フェイスブックが8年前の書き込みを教えてくれました。(賢治はマンガンや電池のことを書いているかな?)と全集を調べたら、ほとんど無しで<マンガン鋼をニッケル鋼に書き換えている>くらい関心がなかったみたいです。以下8年前の記事です。当時も「長くて読みづらい」とご意見を頂きましたが、講座テキストの下書きですのでご容赦を!
加賀市黒埼海岸は、浜が黒くなる位、砂鉄の採れるところです。一方、黒滝と名が付いている滝が全国各地にあります。ところが、これも鉄かというと鉄ではなくて、マンガンであることが多いようです。北海道のオンネトー湯の滝が有名で、微生物のつくる二酸化マンガンの滝として天然記念物にも指定されています。現地にいってみると<世界でもここだけ!>という標記があったりしますが、そんなことはありません。金沢高校科学部の牧畠君の研究(2011)に詳しいですが、マンガンバクテリアが黒い堆積物、二酸化マンガンを作っているところは全国各地にあるのです。羽黒山の黒滝、乗鞍3本滝の内の一本もそうです。ちなみにこの3本滝はそれぞれ酸化鉄で赤、酸化ケイ素で白、酸化マンガンで黒とカラフルに着色されているのが面白いです。ただし現地にその記載はありません。基本的には水質が違う為ですが、それぞれバクテリアが大きく関係しています。酸化マンガンが出来ているところですが、石川県でいうと、北陵高校近くの池や深谷温泉などもそう。オキシドールをかけてみるとシュワシュワと泡を出すのですぐに分かります。マンガンといえば成因は別として、京都丹後周辺にも小さなマンガン鉱山が,かってはたくさん(300以上だったかな?)もあり、採掘されたマンガンは高品質で,鉄に靱性(粘り強さ)を加える為、戦前はドイツなどにもたくさん輸出されていたようです。この採掘に駆り出されたのが、強制連行された朝鮮人の方々という記載が現地鉱山跡の施設にあって驚きました。二酸化マンガンで黒くなっているところに備長炭を沈めておくと、(おそらく)バクテリアの作用もあって二酸化マンガンが付着しそうです。これで備長炭電池をつくると面白そうですね。写真は、乗鞍三本滝の黒滝、深谷温泉石屋旅館湯口、北陵高校近くの池で採取した黒石にオキシドールをかけた様子です。小松でもきっとそういう場所があるはずです。それを探し出し、色々実験してみたいです。
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乗鞍三本滝の黒滝。黒いのは二酸化マンガンです。 
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深谷温泉石屋旅館湯口も黒くなっています。これも多分二酸化マンガン。 
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北陵高校近くの池で採取した黒石にオキシドールをかけた様子です。シュワシュワと酸素が発生。やっぱり二酸化マンガン。ここに備長炭を仕掛けて電池にしてみたい😊

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2025年2月16日 (日)

庭の小鳥レストラン

いつの間にか、庭の餌台にはいろいろ小鳥たちが来てくれるようになりました。なにを置くかで訪問客が違うみたいで、おコメにしたらスズメ。最初は様子を伺っていますが、大丈夫とわかるとあっという間に満杯状態😊

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2025年2月13日 (木)

横浜&東京での講座が終わりました。

横浜雙葉中学とナリカでの「銀河鉄道の夜」講座が無事終わり、昨夜金沢に帰ってきました。ナリカ講座には「宮沢賢治と科学実験」のメンバーが8人も参加してくださり、心強かったです。講座の柱は「作品に描かれている科学を実験で見たり、体験して頂いたりすること」ですが、ストーリー展開にも毎回頭を悩ませ、考えていると前の日はよく眠れません。今回はラストを書き換えましたが、どうだったでしょうか。賢治の言葉に「永久の未完成これ完成である」というのがありますが、この講座もそんな感じかな。皆さんの笑顔と帰り道の富士山にも癒されました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします😊

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「どうして天の川がみえるのか?」をジョバンニ達の先生にかわって説明しています。

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定番ですが「プラコップでのトチの樹液の蛍光とミルキーウェイ」を体験してもらいました。

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実験を体験すると、分かったような気持ちになれるのですが作品を読みかえしてみると、やっぱりよくわからない場面にいくつも出会います。賢治のこんな想いが込められているかな?というのを今回のラストにしました。

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帰り道富士山がきれいでした。東名富士川SAからの眺め。

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2025年1月23日 (木)

虹を作って青空授業

あまりのポカポカ陽気にうれしくなり、県立大の理科教育法の授業は「青空教室の楽しさを体験」ということで、校舎からでて虹をつくるところからスタートしました。ベースは仮説実験授業の「虹と光」です。ホースやら霧吹きやらでひとしきり遊んでから教室に戻り、CDでロウソクの虹、赤の炎色反応ロウソクでも虹はできるか?などを試しました。のんびりした授業の大切さを考えてみたかったのですがどうだったかな😊

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県立大からの眺めではなく少し小松よりですが、白山がきれいでした。

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太陽を背にして暗い方に向かって水を撒きます。一番はしゃいでいるのは私?😊

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CD板とDVD板の前に白色ロウソクを置いて干渉スペクトルを見ています。

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白色ロウソクの前にCD板を置くとこんな感じの干渉虹が見えます。

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Liの炎色反応では虹は見られないことを確かめています。自作のストローロウソクが役立ってくれました。

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2025年1月15日 (水)

「冬の野鳥レストラン???」

「冬の野鳥レストラン」というのを福井自然保護センターでやっていることがカーラジオから聞こえてきました。(野鳥をみながらお昼!)と思い、たどり着いてみると野鳥の食餌を観察する企画でレストランは無し😢

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福井自然保護センターの外観です。ネット検索では「冬の野鳥レストラン」は、令和7年1月5日(日)から開店します。普段近くで観察することが難しい野鳥ですが、この野鳥レストランでは窓のすぐ近くにエサ台を設置するので、あたたかい室内から小鳥たちを観察することができます」と書いてありました。これって私のように間違えないかなぁ。内部では野鳥が餌を食べているのを観察するだけで、飲食禁止の表示😢。冬の星座の解説講座とかも色々あって楽しめました。小鳥の食事風景観察も楽しく、この台を我が家にも作りたくなりました。 

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そこで、帰宅後、居間から見えるモクレンの木に、小鳥の餌台を付けてみました。お米を播いてみたけど、来てくれるかな?朝や昼ご飯を食べながら様子を楽しめる「野鳥のレストラン」になってくれますように😊

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